娘と宮城県へ | 五本指母さんのブログ

娘と宮城県へ

連休初日29~2泊3日の東北宮城県石巻市へ震災復興を見てきました。
娘がボランティア活動をしていた石巻市で被災地タクシーを手配してもらい、当時の状況や今の復興具合など話を聞きながら色々な場所を回ってもらいました。
その中でも一番心に残ったのが
74人の児童と教師が津波で流された大川小学校です。
報道でも何度もやっていたように、学校のすぐ横に裏山へ続く道がありました。

津波警報が出てから50分
ゆっくり登っても 50分もかからなかっただろうに
何故、山に逃げなかったんだろう?
何故、広場で待機させていたのか。
疑問に思っていた時に、たまたま 亡くなった児童のお父さんが冊子を持って私達の所へ来て下さいました。

津波の2日前に避難訓練されていた事
当日 校長先生が不在だった事
教頭先生が赴任まもなくて 地形を理解してなかった事
当日は雪が降って 裏山の道が低学年には危ないと判断した事
裏山に逃げようと、児童が叫んだ事
逃げた児童を連れ戻した事等が書かれていました。

裏山に避難すれば、絶対に助かった尊い命
恐ろしかっただろう 子供たちの気持ちや
やるせない親御さんの気持ちや
色々考えると 涙が零れました。
命の儚さと尊さ
今生かされている事に感謝します。



2日目は鳴門温泉で、ウナギ湯に浸かり 心の洗濯をして帰ってきました。
娘が幼いころは、私が手を引いて、電車に揺られて出かけたのに
今は 娘の船頭で 後を付いての移動でした。
苦笑いの旅行
行って良かった。
行かせて貰えて、主人に感謝です。