出品する側としては初めて参加しました「江古田ユニバース」
江古田をアートのまちにしたい!を合言葉に行われる、江古田のまちの文化祭。
2018は6回目の開催だったかな?
兎亭を会場の一つに提供したことはありますが、兎団がこれまで参加しなかったのはとにかく「秋の本公演と日程が近すぎるから」
仕込みの時間が取れなかったのですね。
しかし、定番商品を持つというのは強いもの。衣装も設定も役作りもできてるし
そして、10月4日<夜カフェ>イベントのため身につけた「謎解きの謎作り」スキル
「自転車駐車場で行うイベントは入場無料で」という縛りもあり、思い切って試行と育成を前面に作ってみました。ただし、来て下さるお客様には間違いなく楽しんで頂けるように!
まず、お客様に宝探しをしてもらう「謎解きパート」
初日初回のお客様が解けな過ぎて焦りましたが、その後の4回を見るに、難易度はちょうどよかったかな?
謎解きそのものに興味がある方と、展示を見に来る動機の方では、謎解きレベルが大きく異なることは、『10,000メートル~』でもはっきり結果に出ていました。
しかしそれでも、謎解きパートは盛り上がりますね!初対面の方をチームにしても、いい感じに力を合わせてくれます。
ここの画像は残念ながらありません。(ほとんど一般の参加者の方々なので)
そして後半は「上演パート」
テキストはまめ芝。その玖のために能登が書いた短編一人芝居『ロストワールド』
これを5人で上演できるように斉藤が潤色しました。
ただし元が一人芝居なので、主役の”ショー”が芝居の8割を担います。
その負担も責任も大きい役を、半ば自己プロデュース(演出)で演じてもらうのが育成部分。対象は松尾・柳橋の二人。
上演回が5回あるので、1・5を松尾、2・4を柳橋、3を斉藤が演じました。
画像は全て2回目、柳橋回です。
主役のショー以外は、お面で登場。4人で20役を演じます。
「藤田レインが描いた漫画を上演」という体なので、お面はこんな感じで。
短編だろうが半分読み芝居だろうが踊る兎団
ストーリーは、演劇賛歌、ひいてはアート賛歌
そして人間賛歌
「謎解きと演劇を組ませる」試みも成果を得ましたし、「劇団員育成」も良い機会を与えられたと思います。
江古田ユニバース自体が興味深いイベントで、ぜひ来年も続けてほしい!
・・・言うだけなら簡単ですから、来年も開催となった暁には、兎団ももっと力になりたいと思っています。言ったからにはね。責任をね。
さあ、2018の兎団、演劇公演は残すところ「教会で見るクリスマス演劇」のみとなりました。
ぜひ詳細をご覧になり、可能でしたら教会礼拝堂へ足をお運びくださいませ。
東京公演はチャリティー、東海公演は無料です
斉藤可南子