※この遠征記は現在進行形で書いていますが、実際は2012年6月30日から7月5日の話です。
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「アメリカ遠征記、始める前に。」
長かった初日の疲れと、無事目的を達成した安堵で、
気を失うように眠りについた私。
ふ…と再び意識が浮上したのは、
まだ窓の外に光を感じない、何とも静かな時間帯でした。
ベッドサイドの時計を確認すると、まだ午前4時半。
何故こんな時間に目が覚めたんだろう??
(づ_=)ゴシゴシ
んーー……(=ω=)……ん?
なんか、胃がもたれている?
光も音もないのに目が覚めたのは、
それが原因のようです。
ハッ!Σ( ̄□ ̄)
あの、スパイシーなソーセージが原因か……?!
よく「他所の土地に行くと食事が合わなくて体調を崩したり」ってききますけど、
よもやホットドック1つでやられるとは!
皆さん!侮れませんよ?!
さて、どうしよう。まだ暗いけどこのまま起きてしまおうか?
うーん、でもさすがに早過ぎるよね。
今日一日の予定をこなすためにも、もう少し寝ておくか……
むにゃ……(=ω=)……zzZ
というわけで、
二度寝したら見事に寝坊しました。
8時には起きるつもりだったのに、
結局起きたのは9時過ぎです。
ま、試合はお昼からだから、いっか。
(基本、のんびり屋)
二度寝した効果か、胃もたれも解消されました。
よし。(`・ω・´)b
じゃ、朝食に行きましょうかね!
ガイドブック的な物や旅行ブログ等では、
「アメリカのホテルの朝食はメニューがほとんど変わらないから、
連泊するなら朝食は付けずに、外に食べに行くのが吉!
現地の料理を色々楽しもう!」
的な事が方々に書いてありましたが、
食事処を決める才能のない私は勿論、
3泊全て朝食付きのプランにいたしました。
だって朝っぱらから朝食求めてさまよい歩きたくないからね!
(私のさまよいっぷりはいつぞやの神戸遠征記参照。)
というわけで、ホテルの一階にあるレストランへ行ってみると、
胸の高さくらいの仕切りで食事スペースと通路が仕切られていて、
入り口らしきところに中華系の観光客が沢山並んでいました。
中の座席も程よく埋まっています。
一番混んでいる時間帯に来ちゃったかな?
なんだかよくわかりませんが、
とりあえず人が沢山並んでいる列の後ろに並んでしばし待っていると、
前の方から順番に中に案内されていきました。
うん、並んで正解だったみたい。
そして、いよいよ私が案内される番に。
ピシッと制服を着こなした、
責任者っぽい金髪の女性が私の前にやってくると、
ちょっと申し訳なさそうな感じで
何やら店内を説明してくれました。
………うむ、全く判らない。( ̄v ̄;)
多分、店内の様子やその女性の身振り手振りから察するに、
「今、店内が混雑しておりますので、こちらのテーブル席ではなく、
あちらのカフェエリアのソファー席でよろしいでしょうか?」
というような事を言っているのだとは思うのですが、
確信は持てず。
「オーライ?」
と聞かれたので、
全然オーライじゃない顔で見上げる私。
(´○ω○`)
「コイツ判ってない」ということを察したその女性は
「OK」(`・_・´)と深くうなずいて、
もう一度ゆっくり説明してくれました。
言葉は通じなくても、表情は概ね通じるようです。
嫌な顔せずもう一度ゆっくり説明してくれるとは、なんて親切な!!(’▽’*)
でもごめんなさい、やっぱりわかんない!orz
こうなるともう、
洞察力と推理力に頼るしかありません。
(;`・ω・´)
うん、さっきの解釈で合ってる気がする!
(ただの勘ともいう)
というわけで、今度はその説明に恐る恐る「OK」とうなずくと、
女性はやはりソファーの席に案内してくれました。
そして彼女は、
青いナプキンにくるまれたナイフとフォーク、スプーンを持ってきてくれると、
「珈琲と紅茶どちらが良いですか?」と聞いてきたので、私は珈琲をお願い。
(こういう定番の質問なら判るよ!)
おまけに「オレンジジュースもいります?」
と聞かれたのでそれも貰いました♪
あとは、ビュッフェ形式で、自分で料理を取ってくればOKです。
といっても、料理の種類が沢山あるわけではなく、
カップのヨーグルトや果物、
クロワッサンやロールパン、
ウインナーとカリカリベーコン、
ポテトの炒め物、スクランブルエッグ
以上!
と言った感じです。
野菜がほとんどないですが、まあ朝食だし、十分かな?
そして、レーンの一番最後に、
布のかかった小さい籠が置いてありました。
中に1ドル札が何枚か入っております。
何これ?(。。)
ここで1ドル払うのかな??
と思って1ドル札を籠に入れてみると、
奥から給仕担当らしきおばちゃんが出てきました。
ガス台に火をつけると、小さめのフライパンを温め始め、
私に向かってなにやら声をかけてきます。
わたくし、籠に1ドル札を入れたことで
何か、イベントを発生させてしまったようです。
(;`・v・´)
どうやら指さす先にある、四角い缶に入った具材を選べと言っている模様。
具材は8種類くらいありますが、見ただけでは何なのかさっぱりわかりません。
とりあえず、トマトかパプリカらしき赤い野菜がサイコロ切りになっているものと、
もうひとつ、なんとなく食べられそうな物(いえ、全部食べ物は食べ物でしょうが)を選ぶと、
おばちゃんはそれをフライパンの中へジャッと入れて炒め始めました。
そして、溶いた卵をジュワーっと投入。
ああ、オムレツを作ってくれるのか!
あの1ドルは、このビュッフェのオプションで、
焼きたてのオムレツを作ってもらうためのものだったようです。
最後に「チーズ入れる?」と聞かれたので、「YES」と答えて、
(これも最初は判らなくて、2回言ってもらいました。(^^;))
さ、これでオムレツ完成!
うん、美味しい!
やっぱりちょっとスパイシーだけど、
味が濃すぎなくて良い案配です。
これなら胃もたれもしないでしょう。(笑)
そして珈琲はちょっと薄めです。
そうか、ここはアメリカ!
珈琲はアメリカンか!!
Σ(・ω・´)
などと、そんなしょうもないことでも、
「ほほう」(。・д・。)と何か発見した気分になるワタクシ。
どんな些細なことも、気づけば楽しいものですよね!
(私だけか?)
あと、テーブルの上にあるシュガー、種類が沢山ありますよ。
何が違うのかよくわからないけれど、
たぶんカロリーオフだったりなんだりで、
色々あってカラフル。
(写真の黒いカップの後ろに写ってるのがシュガーです)
さて、そんなんで、ささやかな発見をしつつ、
食事を終え、お腹いっぱいになったところで……
えーっと、これは、
片付けなくてもいいのかなー?
(・_・ 三・_・)
と、しばし周りの様子をうかがうも、よくわからず。
でもま、たぶんこのままで、いいんだよね??
ごちそうさまでしたー!(。-人-。)
では!
お出かけ荷物をまとめて球場へ行きますよ!
路線バスに乗って!!
無事、一人で球場にたどり着けるかな?!
(≧▽≦)/
さあ、またまた長い一日の始まりです。
「アメリカ遠征記(20)予想外の第一関門」に続く。