今日は、F1世界選手権開幕戦オーストラリアGPを
録画したのを観た。
俺は、F1は結果だけ知れば良い派ぢゃない。
レース戦略、オーバーテイクの入り方など
文章や聞いた話では納得できないから
自分の目で確かめる。
レースは様々なファクターが絡み合う
だから、最初から最後まで観る
これは俺が17年間続けてきた
F1の観方
毎回同じコーナーを走るのを観てると
飽きてくる?
それはF1を観れて無い証拠だょ
今年はTCS(トラクションコントロールシステム)の
使用禁止でマシンがトラクションを駆ける時に
マシンがスライドしていたね。
「TCS」の説明は後日。。。
前文が長くなったが、
今日紹介する、用語は・・・
「オーバーステア」と「アンダーステア」
よく聞く用語であり、ドライバーとエンジニアの
会話でも日常茶飯事な用語
是非、知らない人は知ってもらいたい
「オーバーステア」
車の方向を変える時にハンドルを切るのは当然だと、ご存知だろう。
そのハンドルを切った分よりマシンが余計に内側に曲がってしまう現象の事。
「アンダーステア」
ハンドルを切った分よりマシンが曲がらない現象の事。
曲がらない為に外側に大きく膨らんでしまう。
この辺の話は俺も勉強中(^^;)
荷重バランス等で変化してしまう車の挙動
ステアリングワークやアクセルワーク
更にはサスペンションセッティング
キャンバーの調整等・・・
様々な要素でオーバー⇔アンダーの
変化を操る事が出来ます。
レースカーは「アンダーステア」傾向で
セッティングされてる様です。
ドライバーのドライビングの癖によっても
セッティングが全く異なります。
昔、1996年に元F1ドライバーである
ゲルハルト・ベルガー選手が
ミハエル・シューマッハ選手が前年に所属していた
ベネトン・ルノー(現:ルノー)に移籍して
最初にテストで言った事
「ミハエルのセッティングでドライブさせてくれ」
そう言って、チームはミハエル・シューマッハ選手の
セッティングでベネトン・ルノーを走らせ
走り終わった後の感想が、
「とても走れたもんじゃない・・・」と言ったそうです。
奥が深い、アンダーステアとオーバーステア
ドライバーの感性が問われる問題です。