今日はマンガ「グラップラー刃牙」の主人公のモデルにもなった平直行さんのセミナーに行って来ました。

セミナータイトルは

”古武術から学ぶ「健康に働くための体を整える術」”

です。

格闘技好きの方はご存知かと思いますが、平さんは有名な総合格闘家で、今は引退して古武術をやっている方。

古武術というと、実際に試合をする格闘技をやってる人からは実際には使えないとか伝統芸能とか揶揄されることもしばしばあるんですが、第一線でガチンコファイトしていた平さんが今真剣に古武術をやってることに格闘技と武術の両方好きな僕としてはたまらなく興味深いのです。

まあこの辺を話しだすとかなり長くなるのでそれはおいといて、

武術の世界には活法と殺法があります。

この二つは裏表で、片方が即片方につながるので「活殺自在」なんて言葉もあります。

簡単に言うと文字通り、殺法は

”人を殺す技術”

で、

活法は

”人を活かす技術”

武術が大活躍した戦国時代に戦場で相手を戦闘不能に陥らせるためにはどこをどうすればより効率的に一瞬で終わらせられるかが肝心で、昔は今と違って戦場で戦うとなると実際に命がかかってたので超マジでそれを研究したわけです。

その結果どうやったら相手を壊せるかがわかってくると同時に、治す方法も一緒にわかってきちゃったということです。

武術に縁のない方にわかりやすくかつ単純な例を挙げると、いわゆるツボなんかもそうです。

ツボを強烈に打ったり押さえれば相手は悲鳴をあげたり場所によってはそのままサヨナラしてしまいますが、適度な強さで正確な位置を押せば健康に効果があると言われています。

ツボは中国武術から発生したと思われますが、日本の武術にももちろんそういった活法が伝わっていて、その一部を今日セミナーで習って来ました。

平さんは現在、柳生心眼流という戦国時代から続く日本の武術を修行しており、そこに伝わる活法や平さんが今まで培って来た活法を今日は教えてくれました。

会費が3000円とかなり安かったのでセミナーの告知を見てすぐに飛びついたんですが、セミナーで習った方法を自分で試したら半年前に痛めて以来ずっと病院でも自分でも治せなかった首の痛みがかなり改善されて3000円じゃ安過ぎるセミナーでした。

先人の知恵とそれを教えてくれた平さんに感謝です。

戦国の昔なら秘伝として師が認めた弟子にしか教えなかったことを3000円ポッキリで教えてくれるのです(笑)

なぜか?

それはセミナーの終わりに平さんがおっしゃったこの言葉に集約されます。

「このメソッドを世界に広めたい。世界の10%くらいの人が健康になったら、気持ちが明るく、余裕がでるのて、10%くらい犯罪がへるんじゃないかな。」

体が健康じゃないと心がどんどん鬱屈していくので、これはほんとにそうだなと思います。

「体が資本」と言われますが、単純に体が健康じゃないと働けないということではなくて、体が健康じゃないと心もおかしくなってくよということだと思います。

僕は武術を始める前は姿勢がかなり悪く、大学時代は毎日起きたときから寝るまでずっと続く頭痛は当たり前で、わりかし鬱屈してたのでよくわかるんですよ(笑)

武術を始めてからは頭痛は無くなりました。そうすると日々の楽しさが全然違います。

これがまた面白いんですよ。

自分で体の不調を治せるようになったら楽しいでしょ?


平直行 Strappleオフィシャルウェブサイト


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