表裏:嘘は真実の影 | クラスタ民主主義システム研究室

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昔、佐川氏が国会答弁で「価格提示はなかった」と断言したのは、価格提示はあったから。

だから、「価格提示はあった」が真実で、なかったという嘘で真実を隠した。

佐川氏は、財務省という自己が属する組織に忠誠を誓っているから、謂わば忠僕の鏡。その忠誠に、これから財務省も必ず応え、退職後の面倒をみる。

佐川氏は、自分が理財局長だった時期以外に「何があったか?」の全てを知るはずはないのに、官邸や官房や総理夫人の関与はなかったと断言した。

つまり、断言できるはずがないことを断言した…。

佐川氏は、森友問題に影響を及ぼした当事者ではなく、影響を受けた可能性がある当事者の単なる一人なのだから、本来、「関与があったのか?なかったのか?」を判断する立場にない。

にもかかわらず「関与がなかった」と断言し表にして見せたのは、「関与があった」という側を裏にして、隠したかったから。それが今の彼の忠義だから。

このような断言では言葉の影、表の裏に真実がある。

また、佐川氏が証言拒否した「不定」は嘘ではなく、言わない中に真実がある。

佐川氏は、国会答弁で「関与は一切ありません」と真実を隠したように、今も筋金入りの忠義の人、忠僕だ。

彼は、公務員ではないし、奉公を知らない。






嘘は真実の影だ、見つけたら踏んづけて、決して逃すな…