時間旅行映画大全~スローターハウス5 | 映画「お馬鹿」一代 Returns

映画「お馬鹿」一代 Returns

オイラと、映画と・・・月イチで娘たち

え~・・・



今日の福岡は


大雨っすよお・・・。




朝から晩までジメジメジメジメ・・・


だから


体にカビが生えそうじゃわい・・・(-""-;)







んじゃ、今日は



時間旅行映画大全 第・・・何弾だっけ?


・・・


・・・


第五弾♪




『スローターハウス5』





映画「お馬鹿」一代 Returns




ビリー・ピルグリム。

彼は若い頃に、第二次大戦のヨーロッパ戦線に駆り出され・・・ドイツ軍の捕虜となり、ドレスデンの捕虜収容所に入れられるが、大空襲の後に戦争が終わり・・・アメリカに帰国。

至って普通の青年だったビリーだが、金持ちの令嬢と結婚したためにその生活は急変。

ライオンズクラブの代表を務めるまでになる。

しかし・・・クラブの旅行中に飛行機が墜落。ビリーだけが生き残る事に・・・。

彼を心配して駆けつけた妻は・・・一酸化炭素中毒で他界してしまう。

そのころから、彼の身に不思議な現象が起こり始める・・・。

ビリーの意思に関係無く、過去や未来に行ってしまうのだ。

そして、トラルファマドールと言う名の星にまで・・・。





映画「お馬鹿」一代 Returns



カート・ヴォネガットの同名小説を


ジョージ・ロイ・ヒル監督が映像化した作品っす。



最近になって


ようやくDVD化されたので


ホント・・・久し振りに観ちゃったよ~~♪





映画「お馬鹿」一代 Returns



タイトルの『スローターハウス5』とは


主人公がドレスデンで収容された場所の名前。


元が『屠殺場』だったために、こんな名前になったのさ~。




で、ビリーは・・・


朝、子どもたちの訪問を受けたかと思うと


次の瞬間、第二次大戦の戦場に立ち


そして・・・トラルファマドール星で恋人とお茶を飲む・・・



そんな感じで


自分の意思とは関係無く


過去に行ったり、未来に飛んだり・・・。


ついでに、


自分の死ぬ瞬間まで知ってるし・・・。




映画「お馬鹿」一代 Returns



そうなって来ると・・・





『現在』ってものの定義が

完全に崩壊しちゃうよね。





まあ・・・


時間旅行ものとしては


かなり変化球なんだけど


原作の【生と死に関する哲学的なモノ】については


ほぼ完璧に映像化されてると思うし・・・



それに、


描き方が【賛美的】なんだよね♪




スローターハウス5 (ハヤカワ文庫 SF 302)/カート・ヴォネガット・ジュニア
¥693
Amazon.co.jp

スローターハウス5
¥4,441


総合評価 ☆☆☆☆★

SF度 ☆☆☆☆★

コメディ度 ☆☆☆☆

時間旅行の有効利用度 ☆☆☆☆☆





そんな訳ですから


SFや戦争モノを観ない人にも


十分オススメな一本っす。



ってか・・・


観ろ――!






にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村


『ガープの世界』が好きな人は

絶対に観といて損はしないよお~♪