泥棒に入られる確率 ~ 他人事じゃありません。あなたの家は本当に大丈夫? | 泥棒退散!鍵屋が教える、財産と命を守るための住まいの防犯対策

泥棒に入られる確率 ~ 他人事じゃありません。あなたの家は本当に大丈夫?

はじめまして、カギ屋の上田と申します。

カギ屋という職業柄、泥棒に入られたという方によくお会いします。

皆さん異口同音に「まさか、自分の家に泥棒が入るとは思いもしなかった」とおっしゃいます。

泥棒に入られたことのない方ならなおさらそうでしょう。


ちなみに警察庁の統計によると、平成20年の侵入盗の認知件数(泥棒に入られたと警察に通報があった件数)はおよそ15万5千件。

そのうち一般の住宅に対するものが、約9万5千件です。

平成17年の調査によると全国の世帯数は約4900万ですから、一般住宅で泥棒に入られる確率はおよそ0.19パーセントということになります。


「ほらね、泥棒に入られる確率なんてそんなもんでしょ」

という声が聞こえてきそうです。

でもちょっと待ってください。

0.19パーセントをこう言い換えてみます。

およそ500軒に1軒の家が泥棒に入られている

そして、この確率は「1年間」の確率です。

毎年、500軒に1軒の家が泥棒に入られているとすると、10年間では?

簡単ですね。

50軒に1軒です。

この確率、低いと思いますか?



ちょっと見方を変えて。

皆さんは宝くじを買いますか?

買っている方は当然、当たることを期待して買ってますよね?

「俺は当たることなんか期待していない。とにかく買うことが好きなんだ」という人は放っておきます。

宝くじが当たる確率ってどのくらいでしょう?

今年の年末ジャンボを100枚買って、500万円(3等)以上が当たる確率を計算してみました。

0.015パーセントです。

0.19パーセントという泥棒に入られる確率は低いから大丈夫だけど、宝くじに当たるのは期待するってちょっと変じゃありませんか?



宝くじは買わなければ絶対に当たりません。

でも、泥棒は違います。

いえ、逆です。なにもしないから、当たる確率が上がるのです



泥棒に入られたくなかったら、泥棒に入られる前に防犯対策をしましょう

これから、私「カギ屋の上田」が泥棒に入られないための防犯対策の肝を紹介していきたいと思います。