oh baby
あいかわらず、ひたすら実ものにココロ惹かれるこの時季。
ここしばらくのお気に入りは
冬らしいメタリックでクールなかわいこちゃん ビバーナム・ティヌス。
ユーカリ・ポポラスの褪せたミドリの実と一緒にバサッと盛り。
日本名は『常盤莢迷』トキワガマズミ。
ビバーナムと言えば、ニホーンのオオデマリとかアジサイっぽいやつで
これもガクアジサイみたいなちっちゃい白い花が咲くけども
光沢のある独特の青紫色に熟す実の方がシックでナイス★
この色も環境やその年の気候で微妙に変わるので
今年はやっぱり実ものが美しい年なのだなとウットーリ。
あとは 赤いシキミヤでもバサッと足せば
手抜きクリスマス完成だ。
よし。
花言葉は チャメっ気。
11月は、なんだかやたら忙しかったのと観光客が凄まじかったのとで
職場からコンビニへ行く途中のモミジとか
実家のモミジとか
家の近所のファンタジック★サザンカを静かに愛でていたけれども
ふと思いついて、むかし好きだった人が近くに住んでたので
七輪持って行っては、なんだかんだ一日中焼いて遊んでた川の近くへ向かう。
BBQとか・・そういうチャラチャラしたノリではないの(どーでもいい)
静かな住宅地の奥に、突如 それは広がるのだ。
思ったとおり、キョートなのにガラ空きだぜ。
ひゃっほー。
おそらく、キョート以外の人の方が目にしてるハズ。
10日ほど前だから、この情景にはちょっと早かったかな。
もうそろそろ、かもしれない。
中には入ったことなかったので知らなかったのだけど
ここのお寺は、百足(むかで)封じの護符で有名なのだそう。
お寺の方が、猛アピールするので素通りできず
ジャイコ:なんで、ピンポイントにムカデ除けなの?
お寺の人:『むかしから、ムカデ除けとお金が貯まることで有名なんです・・』
ふぅ~ん。
ジャイコ:だけど、うちムカデいないもん。
お寺の人:『あらゆる虫が入って来ないけど、お金は入ってきます・・』
ふぅ~ん。
ジャイコ:あ!ベランダのお花につくアブラムシとかにも効くかしら(・∀・)?
お寺の人:『あらゆる害虫が寄って来ないし、お金が貯まります・・』
えーっ・・
だんだん変わってきてるやん。
それに一瞬 目が泳いだわ。
でも、おもしろいから買おうっと。
帰ってちゃんと調べてみたら、ムカデは毘沙門天の使者とされているんだって。
毘沙門天はインドではクベーラと云う財宝神で
古来より鉱物を掘る鉱山師(黄金を掘る人々)や
その鉱物を加工する鍛冶師などにも信仰されていて
鉱山と云うのは最初に太い穴を掘り脇に脇に掘り進むため
その細長く連なる鉱山抗の形がムカデに似ていることから
毘沙門天の使者をムカデにしたといわれているんだそう(ムカデは鉱山の神ともされている)
鉱山の神=ムカデ=毘沙門天という図式。他にもいろいろ説はあるみたいだけどね。
で、このお札は開けると版画になってるんだけど
こーわーいー(ノ´▽`)ノ
そしてアブラムシには効かないと思う。
ところで、お札ってどうやって貼ったらいいんだろう。
押しピン刺すのは、ムカデとはいえ憚られる・・うーむ。
それはともかく、ここは天台宗五箇室門跡のひとつで
高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹。
門跡寺院とは、皇子・皇族が住職になられたお寺。
本尊の毘沙門天さまは約七センチで秘蔵でありご開帳されることはなく
お坊さまであれど見たことはないらしい。
聞けば聞くほど不思議がいっぱい。
中のふすま絵もほとんどが だまし絵やダジャレのパラダイス。
これは、秀吉の大政所高台尼が
大阪城内で祀っていた弁財天を移した「高台弁財天」
そこそこ紅葉してたけどピークではなく
この骨みたいな枯れ枝にシビれる。
ぼけーっと見てたら、薄暗くなってきた。
谷川の水を引き込み滝を造った池を中心にした回遊式庭園「晩翠園」
まさに遊んでた川の水がここに繋がってたなんて。
焼きナスを作ろうと丸焼きにしたナスをウッカリ川に落とした時
なぜか『ぴゅ~~~』と音を立ててスイスイ流れていったあのナスは
この池に流れ着いたのかしら。
一旦閉門したので茶店に行き、友達を待つ。
今年からライトアップが始まったのです。
こんなにおもしろいとこが
こんなに空いてるなんて。
うしし。
本堂は日光東照宮を模した形になってるらしいよ。
イケメン発見♥
ヌハっ。
コラっ!
夜の弁天様も美しく★
ひさびさに楽しいキモダメーシ。
もう1ヶ所、お気に入りの場所に小一時間行ったけど
またそのうち書くわ。
師走でも
気にしないもん
ゴゴゴゴー(ノ´▽`)ノ
Rhianna - Oh Baby