図書館で偶然見つけました。
ちびまる子ちゃんをりぼんで読んでた世代なので
さくらももこさん、大好きです。
この本はももこさんが出会った宝石にまつわるエピソードが書かれています。
一番せつなくなったのは、ももこさんがお母さんと宝石を取り合いしたこと。
そのときの会話が
「それさ、お母さんが死んだらちょうだいね。あとなんにもいらないから。それだけでいいからさ。」
「いいよ、死んだらあんたにやるよ。あんたが買ってくれたんだからさ。」
って。
きっとこのときは、まさかももこさんがこんなに早く亡くなるなんて思ってなかったんだろうな、と。
何とも言えない気持ちになりました。
ももこさんの文章も大好きです。
分かりやすいし、心理描写が正直すぎて、極端で、でも何故か共感できて笑えるんですよね。
買って読むほどためになるわけではないけど、
笑えて楽しめる一冊です。