野菜の「価値」と「価格」 農協には頼らない方法はあるのか。 | 丸山流 農業ビジネスマインド
こんばんは。

あなたはどうですか?

農協は必要だと思いますか?

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この事を検索すると

アンチ農協が多すぎてビックリしましたね。


丸山の意見はこちら↓↓
農協は今の時代必要か?そんな疑問に丸山がお答えします。


「農協がいなかったらもっと農家は豊かだった」

とか、

「農協が日本の農業をダメにしている」

とかね。

そんな中でも肯定する意見もチラホラありました。


凄くぶっちゃけた話すると

どっちでもいいんですよね。

そういうの。


あなたの身近な事でいうと

アイドルブームで「AKB48」のメンバーがテレビによく出てますね。


当然露出が多くなると

アンチAKB48とか擁護AKBとかが出てくる。


あれは良いとか。

これはだめだとか。


って事は


AKB48も農協もそんなに変わんない。


全員を満足させることは不可能。


いる、いらないを議論している時間があるなら、

自分たちに出来る事、楽しみ方とかを考えた方がいいんじゃないかな。


そのエネルギーもっと違う所に使えるよねって。


検索していてそう思った。

それだけ注目されてるのは、良い事ですけどね。


いきなりとげとげしい言い方しちゃったけど

決して怒ってないですよ♪



という事で今日はリクエスト第2弾に行きます。

昨日の記事、コメントでは肯定的な意見が多かった中

チョットどうなの丸山君?

と言う意見もありました。


知り合いのシャッチョさんからね。

あっ、社長ね。

ん?

代表だったけな?


まぁ経営トップの方から軽くお叱りを受けまして。


ちょっくらこのことについて書いて見ろやと言う事なので

書かせていただきます。

「価値」と「価格」

はい。

まず物を買ったり、売ったりする中でこれによって値段が決まってきますよね。


どうでしょう。

例えばあなたがお金を払う時はこうではないですか?


「あなたの価値」>「価格」


あなたが感じる価値よりも値段が安かった時です。

それか価値に見合った値段ならお金を出す。


それが逆の場合を見て見ましょう。


「あなたの価値」<「価格」


あなたが感じる価値よりも値段が高い時ですね。


例えばこの丸山のブログ。


見るのは、インターネットの通信料がかかっているだけ。

ほぼ0円に近い。


ところが明日から見るのに一回10円かかるよって

言われたらどうしますか?


本当にこのブログに価値を見出してくれている人は見るでしょう。


10円なら安いと思うけれど

100円になったら?

1000円になったら?


あなたの価値と比べて、その対価を支払うでしょうか?


あなたが10円までならと感じたなら

このブログの価値は10円です。



じゃあこれを農産物に置き換えてみる。


スーパーに売っている一個100円のトマト。

直売所に売っている1個100円のトマト。

インターネットで売っている1個100円のトマト。


さてさて、どれも100円です。

どうしましょう。

どれを購入しますか?


現実的に考えると、スーパーで購入と言う選択肢が多いでしょうか?

トマト1個に対してそこまで価値を抱いていないからね。



じゃあそれが、あなたの好きな芸能人が作ったトマトだとしたら、

一個1000円でも買いますよね?


スーパーで買った方がマシな可能性だってある。

でもそこにそれ以上の価値を見出しているから

その対価を支払うという構図が出来ます。


いわゆる、ブランド。

そして、信頼も含まれているでしょう。


あなたの価値観によってここまで値段は変わります。


ただこの様に良い物でなくても売れます。


直売所では1個80円のトマトと1個150円のトマトがおいてある。


違いは何だと思います?

「色」

完熟かそうでないか。


普通に青どりしたトマト1個80円。

完熟採りしたトマト1個150円。


売れたのは、80円でした。

買って行った人からすると、まだ青い方が日持ちがする。

そこに値段とを見句べ安いと判断したから購入しました。


これ実際にこうやって言って買ってきましたからね。


どう見たって完熟品だろ?


って思いましたが価値観は人それぞれです。



これが良い物=売れるという事が絶対ではないという事。


そして消費者は安くて美味しい野菜を欲しがります。

それに合わせ生産者は安くていい野菜を出荷します。


いつからかこういう構図が普通になりました。


何がいけないの?

と思いますよね。



1個のトマトを作るのに110円の経費が掛かっているのに買ってもらえる値段は100円。

売るたびに10円の赤字。

という現実。


企業が製品やサービスを提供するときに

原価に利益を乗せた金額で販売します。


ところが農産物はこれが適用されていない。

と言うより、そこまできっちり計算している生産者は多くはないし

自分で決めた値段で売りたいけれど、それでは売れないとかね。


価値を理解してもらえばきっと価格がそれなりに上がっても売れる。


中国産の野菜がスーパーに所狭しと並んでいる中

国産と書いてある野菜をみつけたらどちらを手にしますか?


きっと中国産を選ぶ人もいるし、国産を選ぶ人もいる。


それぞれのニーズがあるし、どっちが良いという事はないですが

選択肢の幅をは広い方がいい。


国産で

生産者の顔が見えて

安心な野菜が買える場所。


そこに価値が感じられるなら、きっと消費者もある程度満足してくれる。


売ってるのは野菜だし

それが綺麗なスカイブルーの野菜だったらちょっと食べる気にはならないけど価値は高い。


そうやって、野菜にも個性を出して行かないと今後生き残っていけないのかなぁと今までは思っていました。


しかし新規就農した人がそれを実現するとなると何年かかるでしょう?

その頃に結果が出なきゃ、辞めてしまうでしょうね。


ある程度の品質までもっていき、品質とは別につけられる付加価値。

それを考える必要があるんじゃないですかね。


小難しい、栽培方法よりももっと消費者が身近に感じられる方法があるはず。

それがあなた自身を売るという事にもつながる。


スーツ着て作った「スーツコーン」とか、

頑固おやじの「頑固野菜」とかね。


まぁなんでもいいと思うんです。

消費者がそれに価値を見出してくれたら。


ぶっちゃけ味なんて好みだし

ここのスイーツ有名ですごくおいしいんだよってだけで、食べる前からおいしくなっちゃってる。

飛んでっちゃうほど絶品ではないのにね。


まぁそういう心理的な事もあるけど、

価値を感じてもらうのに味の追求をするのがすべてではないと思っている丸山でした。


ニーズに答えるのも大事だけれど、

ニーズを作って行くことはもっと大事。


野菜の販売値段は自分で決めましょう。

そのニーズも作ればいいだけの話ですから。


という事長々と失礼しました。

お付き合いありがとうございました♪

じゃね♪


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