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今日は、お休みだったので、八王子の富士美術館で開催中の華麗なるジュエリー展に出掛けて来ました。車

1600~1930年位までの「誕生石」にもとずいた、一月から十二月のアンティークな作品(カメオ・ネックレス・ブレスレット・リング・ティアラ・イヤリング・バックル・ブローチ etc…)高度な技術とデザインに魅了されました。

宝石赤Twinkleは、よく初めてのお客様に、アンティークを扱っているのはてなマークって聞かれます

それほど、デザインも技術も参考にしているわけですが…エマーユだけが課題です。たまに、七宝を使って宝石と融合をはかりますが、トロ~っとしたツヤは、エナメルでしか表現しきれないみたいです…

まぁ…七宝にも良さが有るのでそれは、残そうと思っています。

王冠1ジュエリー展は、本日が最終日なのですが、20日より~3月18日まで、Bunkamuraザ・ミュージアムにて、プリンセスの輝き「ティアラ展」が開催されます。王冠1

今回も、ティアラを見ましたが…仕事柄、石留め大変~って思いました(笑)

普通の石留めではなく、中石以外の脇石は、ほとんど石を容れる周りの輪郭に沿ってミル打ちと言うプップッとした小さい突起をぐるり巡らします。

トゥインクルでも同じ様に飾り切りを施しますが…大変…

あと、見所は、ダイヤのカットが今の58面体でなく、少しカットの少ないローズカットを使っています。

機械で作っていないため、人間の手によるビミョーなカーブが暖かみを感じます。

ばらして、ブローチ・ネックレス・髪飾りになるように作られているものも有りますから…是非、裏側も見てみて下さい~

素材は、SilverにK15 WG Ptなど~



K15???って気になりましたか?

アジアは、K24 K23 K22K20 K18 ヨーロッパ、アメリカ等は、K15 K14 K12 K10 K9 K7 など使用します。

日本は、K18が主流~最近はK14 K10のWG・PGも出て来ています…

金性は、肌の色と国の治安が影響しているみたいです。