COFFEE TIME

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当店で扱っております、バイクなどについて色々とお伝えできればと思います。

Amebaでブログを始めよう!
旧タイプサイドカーに惚れこんで数十年
多くの車両を見ましたが、これほどのコンビネーションは
もう見る事は無いと思います。

本車は国内物R68(52年)ネジ1本までオリジナル
船は国内物TR500(52年)コレもネジまでオリジナル
本車と船は別々の所に有りましたが、縁有って私の所に・・・

オーナーの完璧に仕上げてほしいとの後押しで全バラ&フルレストアに。

本車はかなりの新品パーツを使いましたが
船はシートその他,当時のままの所を残しています。

レストア&整備過程はメカニックのブログで・・・











製造年が本車&サイドカー共に1952年で
サイドカーのフレームと船も番号が一致しています。

宜しければ動画もご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=WwkrSmF4N2o





車検を取得し公道テストに
少し走った所でエンジン付近から何やら音が
右シリンダー辺りから金属音が段々大きく、嫌な予感・・・ 
恐らくクランク回りに異変が、早々に店に帰り開けて見る事に。
 
 
 
 
 
 

右コンロッドにガタが、クランクオーバーホールです。
この際エンジン、ミッション全て点検、整備します。

オーナーのS氏には
又数カ月待って貰う事に・・・申し訳ありません。

 
外国からの輸入車両は
地元の運輸局に事前審査を申請し決済が降りて
検査場に持って行き、測定コース、車検コースで審査
全てをクリヤーして三年車検の検査証が交付されます。

zundapp ks750も整備をして事前審査を申請し
やっと決済が降りて車検場に持ち込む事に。

まずは測定コース


 

 
   
重量測定



  
 
 
測定が終わり本コースのライトテスト
 
 

今まで何台も軍用サイドカーの車検を
通して来ましたが初めて検査員からクレームが。

 
 
  側車のフェンダーに付いている前ライト、テール

レンズの面積が足らないと、直径でナント数ミリ・・・


交渉しましたが許してもらえず仕方なく
1時間掛けて、店に戻り大きなランプに交換。

 
 
  
ようやくOKが出て エンジン型式のシールをクランクケースに
貼り付ける事に。

 
  
数年前までは打刻でしたが最近は貼り付けシール
少し斜めに・・・後で直しておきました。

 
  
晴れて車検合格。
備考欄に保安基準適用年、昭和17年と記載。

 

3年車検の車検証とナンバーを取得
これから公道を走ってエンジンその他の調整に入ります。