ピザ地方のピサの斜塔に
大学です。
古い古いイタリアの街にきました。
日本建築に西洋の建築が入ってきたのは明治以来です。
西洋の大学も古く、ルネサンス文化や建築、医学、科学、錬金術、星の研究、とにかくイタリアの文化は高く中世から近代までの先駆けとなりました。
石の文化、石を利用した水道、宇宙の研究、化学、、、この演繹的な法則性の貪欲な発見はとてもとても日本人とは比較になりません。
鉄砲や大砲の武器の輸入で日本の戦争携帯はガラリと変わりました。
しかし帰納法的な一定のまとまりで平和に暮らそうとする日本は、帰納法的な文化の最高に花開いた江戸時代を迎え、やがて形而上学的な無意味でもあるが平和な士農工商文化は、海外の荒波、西洋の文化、黒船に敗北していきます。
江戸時代などに疑問を持ち、西洋に渡った人はいなかったのでしょうか。
ユーロ圏で感じるのは、人間の思考はもっともっと帰納法的な思考と、演繹法的な思考を訓練しなくてはいけないなーと。
無門会空手を、フランス人やイタリア人は理解できる。
それだけでもすごい。