犬飼さんちの犬(再放送)[第6回]|犬モノというのは家族ドラマにしかならないのか
2011年4月6日~ 水曜23:00~23:30 (初回)2011年1月14日~4月8日(金)21:00~ 監督:亀井亨/渡邊貴文 脚本:永森裕二 原作「犬飼さんちの犬」竹書房刊 原案:吉田聡史 著:各務慎一/倉木佐斗志 音楽:野中“まさ”雄一 (HEAD OFF, INC.) 主題歌「パズル」歌/近藤隆 作詞/吉津屋こまめ 作曲・編曲/野中“まさ”雄一 製作総指揮:吉田尚剛 プロデューサー:平体雄二/飯塚達介 企画:AMGエンタテインメント 制作:スタジオブルー * cast 犬飼保(小日向文世) 犬飼潤子(ちはる) 犬飼幸(小野花梨) 犬飼岳(矢部光祐) 菊田萌子(徳永えり) 鳥飼カエデ(木南晴夏) 千木良哲(柳憂怜) 蓮田喜一郎(池田鉄洋) 蓮田重彦(清水章吾) 鳥飼正(でんでん) 月光(斉藤洋介) 芝二郎(佐藤二朗) 謎の老人(佐藤蛾次郎) 諏訪真知子(円城寺あや) |
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日曜の朝、犬飼が起きて来ると、子供たちはアニメのイベント、潤子はカラオケ教室だと言う。犬飼は遂にサモンと二人で一日留守番をせねばならなくなった。とりあえず言いつけられたとおりエサをあげるが、うまくいかない。散歩に出るが、まったくいう事を聞かない。公園デビューもしてみるが、コミュニケーションがうまくとれない。ペットショップの店員、芝二郎からもらったアドバイスもほとんど意味をなさない。途方に暮れて土手で座っていると、犬飼と同じように犬を連れ、たそがれている男を発見。妙に親近感が沸き、犬飼はその男に話しかけてみるのだが…。
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外で飼うという約束だったが、サモンは家の中と外を行ったり来たりしている。
「犬を飼うということ」を見た後だと、サモンが大きいのにいちいち驚いてしまう。
小日向文世はしかたなくサモンと長い散歩に出るのだが、
商店街のアーケードで妻ちはるが路上ライブをやっているのに出くわす。
小日向が単身赴任している間に、みんな行動範囲が広がったのだ、
とちはるは言っていたのだが、ここで描かれているのは家族の変容である。
「犬を飼うということ」も、必死で互いにしがみつく家族の話だが、
犬の話というのは、要はそういうテーマに落ち着いてしまう。
このドラマには好意的なので、ま、いいのだが、
なんだかなあと思う。
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☆他の回の「犬飼さんちの犬」
第5回|いつのまにか島ヶ崎島編終わり?
第1回|画面のやさしさ