犬を飼うということ[第1・2回]|ビンボのリアリティ | テレビドラマに夢中!

犬を飼うということ[第1・2回]|ビンボのリアリティ

2011年4月15日 - 2011年6月
毎週金曜 23:15 - 24:10(54分)
脚本:寺田敏雄
音楽:沢田完
音楽協力:テレビ朝日ミュージック
ゼネラルプロデューサー:内山聖子
プロデューサー:木内麻由美、大江達樹、池田偵子
演出:本木克英、遠藤光貴、髙橋伸之
制作:テレビ朝日、ザ・ワークス
主題歌:関ジャニ∞「マイホーム」(インペリアルレコード)
オフィシャルサイト:http://www.tv-asahi.co.jp/inu/

* cast
本郷勇次(30):錦戸亮(NEWS・関ジャニ∞)
本郷幸子(29):水川あさみ
本郷大(8):山崎竜太郎
本郷眞子(6):久家心
堀田克彦(29):田口淳之介(KAT-TUN)
窪田 松夫(57):泉谷しげる
川島 秀樹:武田航平
安住 由紀子 :鹿沼憂妃
中尾 啓介 :風見しんご
野崎 誠吾:吹越満
奈良橋 宗一:杉本哲太


テレビドラマに夢中!-犬を飼うということ

①東京スカイツリー近くの古ぼけた団地に暮らす本郷一家。中流機械メーカーの人事部で働く父・勇次は、年配社員にリストラを宣告する役目。土下座の日々の中、世話になった上司・窪田松夫から思いがけないことを告げられる。本郷家には子どもたちが生まれる前から「夢の箱」と名付けられた貯金箱があるが、お金はいっこうに貯まらない。パート勤めの幸子は節約の日々。ある日、眞子は動物愛護センターの車に乗せられるポメラニアンを追いかけるが…
②眞子が拾ったポメラニアンはスカイツリーと名付けられ、本郷家に仲間入り。しかし団地はペット禁止だった。管理人の聞き込みに本郷家はピンチに。昔のバンド仲間の川島に会った勇次は、幸子から犬の首輪を買うために渡された2000円をつい使ってしまう。使ってしまったお金を補てんするために手が家族の貯金箱「夢の箱」に伸びる…。そんなある日、幸子は大の机の下から2000円のゲームカードを発見。問い詰めると、大から驚きの告白が!? 幸子の怒りは一気に爆発!本郷家にかつてない不穏な空気が流れ…!?



しかし、スカイツリーが出てこないドラマを探すほうが難しい昨今であるな。

今季は犬ものが多いと思って、犬が嫌いなわけではまったくないが、
いつでも見るのをやめようと思いながら見始めたが、
これは、とりあえず、犬が中心の話ではなかった。
「拾われたのは、私たちでした。」というのがドラマのキャッチコピーだが、
主人公は家族であり、犬は狂言回しである。
公式サイトには貧乏貧乏書いてあるが、
どこにでもある30代の家庭であり、じつにリアリティがあると思った。
どちらかの親が裕福でない夫婦なら、
こうした台所事情はどこも似たりよったりではないだろうか。
中堅メーカーの人事部平社員の家庭というのは絶妙な設定だと思う。

「ジョーカー」以来に見る錦戸亮も自然な良い演技をしているが、
それにもまして水川あさみのお母さんがとても良い。
第1話では、動物愛護センターで
「一匹だけ引き取るつもりか? ここにいる犬たち全部の面倒をみれるか?」
と杉本哲太に錦戸の娘に説教するのに重ねて、
リストラ業務について、吹越満が部下の錦戸の説教するのがおもしろかった。
いい脚本である。

錦戸の息子は、
スカイツリーが完成する頃にうちの家庭はホーカイする、と予言している。
伏線のなさそうなドラマではあるのだが、この予言は何かを意味しているだろうか。

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