Q10[第1回]|びっくりするほど良かった第1回
2010年10月16日 - 12月 土曜日21:00 - 21:54(54分) 制作局 日本テレビ 脚本 - 木皿泉 演出 - 狩山俊輔、佐久間紀佳 音楽 - 金子隆博(米米CLUB)、小山絵里奈 サウンドデザイン - 石井和之 VFX・特殊造形スーパーバイザー - 岡野正広 Q10メカ造形 - 関根研一 特殊メイク - 梅沢壮一 アクションコーディネイト - 佐々木修平 助ッ人(脚本協力) - 根本ノンジ、さかいあお アシスタントプロデューサー - 萩原真紀 プロデューサー - 河野英裕、小泉守 シニアチーフクリエイター - 櫨山裕子 制作協力 - トータルメディアコミュニケーション 主題歌 高橋優「ほんとのきもち」(ワーナーミュージック・ジャパン * cast 深井平太(ふかい へいた)- 佐藤健(幼少期:嘉数一星) Q10/久戸花恋(きゅうとかれん) - 前田敦子(AKB48) 山本民子(やまもと たみこ) - 蓮佛美沙子 影山聡(かげやま さとし) - 賀来賢人 藤丘誠(ふじおか まこと) - 柄本時生 河合恵美子(かわい えみこ) - 高畑充希 中尾順(なかお じゅん) - 細田よしひこ 富士野月子(ふじの つきこ) - 福田麻由子 久保武彦(くぼ たけひこ) - 池松壮亮(幼少期:飛田光里) 小川訪(39)(おがわ おとずれ) - 田中裕二(爆笑問題) 岸本路郎(きしもと みちろう) - 小野武彦 深井武広(ふかい たけひろ) - 光石研 深井ほなみ(ふかい -) - 西田尚美 深井千秋(ふかい ちあき) - 松岡璃奈子 小川しげ(おがわ -) - 白石加代子 柳栗子(やなぎ くりこ) - 薬師丸ひろ子 |
高校3年の深井平太(佐藤健)は、ある日誰もいない理科準備室で、眠っている女の子(前田敦子)を見つける。平太が彼女のある部分に触れると、いきなり女の子が目を覚ました――。実は彼女は前の晩、校長の岸本路郎(小野武彦)が繁華街のゴミ箱で見つけ、酔ったいきおいで家に連れ帰った子だった。翌朝、息をしていないことに驚いた校長は平太の担任の小川訪(田中裕二)に助けを求め、理科準備室に隠しておいたのだ。居合わせた工学博士・柳栗子(薬師丸ひろ子)は、彼女をロボットだと見抜く。しかし、どこを見ても人間としか見えない。何か秘密があるに違いない。スキャンダルを恐れた岸本は、ある提案をする。
「このことは4人だけの秘密だから―――」成り行き上、学校では平太がロボットの面倒を見ることになった。そんなとき平太は、校長室に入り込んで校長のイスをナイフで切り刻む生徒を目撃する……。
こいつは驚いた。
まったく期待していなかったドラマだったが、なんと大当たりである。
当初、前田敦子のロボット喋りが恥ずかしくて、思わず見るのをやめようかと思ったが、
これはすぐに慣れてしまった。
(演技力がないからロボット役、などという芸能ニュースの悪口も目にしたが…)
すると、これが予想外に可愛いのである。
「りせっとシマスカ?」と前かがみになって大口を開けるところとか。
しかし、なんといってもびっくりしたのは脚本である。
木皿泉という人(夫婦ペアの筆名)は「野ブタ。をプロデュース」で有名らしいが、
作品を見るのははじめて。
これまでの作品を見てきた人なら、これは予想通りの出来ということなのかな。
外連味はぜんぜんないのに良い脚本で、
テレビドラマとは思えない丁寧な演出やキャメラもよかった。
「ブラッディ・マンデイ」でおなじみの佐藤健をこんなに瑞々しく見せてしまうとは、
いやー、まったく驚き。
思わず、涙ぐんでしまった。。。