やさしくキスをして/エヴァ・バーシッスル
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スコットランドのグラスゴー。アイルランド人のロシーンは、カトリックの高校で音楽教師をしているが、ある日、教え子の兄カシムと出会い恋に落ちる。しかし、カシムの父は厳格なイスラム教徒で、同じイスラム教徒の従妹、ジャスミンを婚約者に決めていた。ロシーンに事実を打ち明けたカシムは、取り乱す彼女の姿を見て改めて愛を確信するが、着々と結婚の準備を進める家族を前に心は揺れ、やがてロシーンと別れる決意をする…。(映画生活より)


この映画は前に予告を観てレンジャースのユニホームを着たインド系の女の子が出てきてて、変わってるなと思って気になってました。


実際の内容はものすごい現実的な映画でした。

あの女の子は主役じゃなかったし・・・

むしろ現実的すぎて途中はイライラします。
「ベッカムに恋して」でもそうだったけどイスラム教の移民ってどこもこうなんでしょうか?

文化や宗教も混ざってるわけだから一概に頭が固いだけとは言えませんが、やっぱこういう問題は起こるよね。

映画の中ではイスラムに限らずカトリックの教会でも言われてるからイスラムだけでもないんだけど。

うーん複雑です。


ラストはこれからどうなるんだろうって感じで、この続きでも1本映画が作れそう。

娯楽映画として観ると失敗すること間違いなし、ただ作った人の意図も娯楽にあるわけじゃないからそういうものだけど。

タイトルとは違いすぎるし、悪くはないけどちょっとラストの物足りなさもあり、評価し難い映画でした。