こんにちは。

都筑区にて

塾,家庭教師派遣
をおこなっております

北山田 志塾です。


 当塾の記事では

 学習方法をアップしていっておりますが

 集約学習なるものに興味がある

 という声を耳にしたので

 こちらで公開して参ります。

1.従来の学習法

  従来の学習法は、方法論にばかり重点をおき、
  
  学習対象をよく見ていないものが多いです。
  
  深く考えさせると宣言しつつ

  方法論ばかりの学習法が多いのには疑問を

  感じます。

2.集約学習とは

  学校の指導要領や塾のカリキュラムは

  学ぶ側の立場と言うよりは、
  
  教える側の教えやすさの部分が

  重視されているように感じます。

 たとえば
 
    当塾の門をたたいて下さった 
  
  算数が苦手なお子さん達の多くが

  処理できない四捨五入をとりあげてみます。

  四捨五入については
 
  5以上切り上げ4以下切り捨てとならっておいて

  だいぶ間をおいてから

  後からその隙間の数について触れるので

  『5以上切り上げ 5未満切り捨て』
  
  と概念を切り替えることがスムーズにできないのです。


  「5以上切り上げ4以下切り捨て」が

   本来の定義だったかもしれませんが  
   
   概念の拡張を経て
  
  『5以上切り捨て 5未満切り捨て』こそ

   問題を解く上で必要になるのですが

   四捨五入というネーミングと

   最初に教わった
 
   「5以上切り上げ4以下切り捨て」
 
   の概念の刷り込みが邪魔をして,

   概念の広がりが阻害されるのです。 


   初めからからくりを知っているのと

   後出しじゃんけんのようにいろいろ
   
   付け加わるのとでどちらがすっきり

   学べますでしょうか。

 これは一例に過ぎません。

    集約学習は、効率だけを追求する

   ものではありません。 

     断片的に出てくる情報を繋ぎ合わ

   せる学習とは本来そういうものですが
  
   そのことを会得できいない多くの方に

   考え方の一例として示しているのです。
   
     
   こうやって学んだことが頭の中で落ち

   着いた感じがすると、

   関連づけて学習することが大事だと

   対象の捉え方を工夫するようになります。