こんにちは。

横浜市都筑区にて塾,家庭教師派遣をおこなっております

北山田 志塾 です。

まだ開校したばかり新しい塾です。

 当塾の記事を見て.当塾は理系の塾だと思われている方が多いのでは。
 確かに、もともと理系が好きだったのと、理系が弱い方が多いので、
 顧客のニーズに合わせて指導しているうちにそちらのスキルの方が
 発達しただけで、国語・社会についても自身の取得資格を見ていただ
いても対応できそうな感じがするでしょう。(エセ科学みたいですが。)
 宅地建物取引主任者試験(勉強期間2週間 1発合格)
 行政書士試験(勉強期間1ヶ月・1発合格)
 社会保険労務士試験(1問のミスに泣きました。2度目で合格)
 その他も司法試験択一(2度合格)
たしかに国語・社会の学習についても対応できます。
小6前半でまともに漢字も書けなかった・日本語を書かせても
まともな文章が書けなかった0期生を仕込んで本来の志望校
ではありませんが、中堅校(?)にすべりこませてはいるので、
一定水準を満たしているはずです。
 でも、今年なぜ、集団を理数科目に絞ったかというとカリキュラム
を策定し本質的な講義をするには準備に時間が掛かると思うからです。
それに時間を割かれるといろいろなことの密度がさらに薄くなってしま
うと考えたからです。
 うわべだけの授業をするなら、文系科目の方が楽です。
一部の塾のようにだらだらと板書して,写して
生徒達に残るのは、疲労と意味のない文字の羅列
こんな授業をいまもやっている大手中学受験塾があります。

 うわべだけの授業をしても楽しくないし、それではたの受験塾と
なんら変わらないので、今年は文系科目は個別のみで集団では
やらないことにしました。

 例えば、歴史を取り上げますと、
 ほとんどの塾では、カリキュラムが優先され、縦の繋がりや
横の繋がりをきちんと伝えられていません。
特に中学入試の歴史は断片的になり、本来はこの事件が間に
あってだからこうなると繋がりができるのですが、これを省いて
点でしか教えないため、繋がりなんていつか考えなくなるのです。

 歴史学習の意義について
 歴史は繰り返す だから そこから何かを学ぶんだというお題目を
歴史の授業 の導入のときに聞かされたかたも多いのではないで
しょうか。
 でも、歴史の授業を受けたことを生かして、歴史から考えてとか、
史実を持ち出して議論をする方は多くありません。

 ウクライナを巡るロシアの対応を歴史を踏まえてどう考えますか。
 ロシアが大人な対応をしているのでしょうか。
 
 「日ソ不可侵条約の一方的破棄」これとは歴史的な背景が異なる
 かもしれません。では「サハリン2事件」は
  サハリン2事件ご存じの方も多いでしょうが、ロシアのサハリンの
天然ガス・油田の開発に生産分与契約で、生産物を出資者が享受
することになっていた。
日本の資本が参加していたが、工事が8割程度進んでから、ロシア
側からの圧力(旧プーチン政権)で強引に契約が書き換えられた事
件です。
  ロシアはソ連時代の強い国家を目指しており、サハリン2のような出
資リスクだけではなく、外交全体のリスクも懸念すべき。
 とわたしは考えます。勿論こんな単純なものではないのですが、歴史
的にロシア国民は裏切る蓋然性が高いと個人的意見を持ったわけです。
 これに対する反対意見も取り上げて、総合的に考察する。
 ロシアが悪いとかそういう偏見にもってもらうのではなく、歴史から学ん
で自分の頭で考えることが大切なんだ・こういうリスクを避けるためには
どうすれば良いってそんなことまで一緒に考えていきたいのです。
授業のプランが定まらず、高いスペックの物がいまはできないので
とりあえず様子を見ている次第です。