去年?だったか、うちにいた子猫。
このブログで紹介したかどうかも
忘れたほど更新してませんが・・・
:プロローグ:
皆さん、
あれは大好きな子猫でしたよ、
僕はあのときずいぶん可愛がった、
だけど、
いきなりいなくなったもんだから。
:第一話?:
ニャンだこれ?の巻
居間でPCに向かっていた時の事。
ニャァニャァと庭から鳴き声が。
ふと、外に目をやると、
そこには信じられない光景が!
今まで子猫は一匹だと
思っていたが、
3匹いる?!
今まで何処にいたのか?
このあと、3日間くらい
母屋の縁台に姿を現していたが、
また、パッタリ姿を見せなくなった。
:第2話?:
お昼寝は死のかほり。の巻
なんか、とんでもない姿で
寝ている子が・・・
生きてます。
生きてますよ!
えぇ、生きてますとも!
:最終話?:
そして誰もいなくなった・・・の巻
あの子猫たちが
姿を見せなくなってからも
最初からいた子猫は
姿を見せていたのですが、
ある時からパッタリ
姿を見なくなったんです。
あの子猫達は、いずこへ?
また、最初からいた子猫は
いずこへ?
死んでいたとしても
死体も見てないし、
一体どういうことなのか?
最初からいた子猫は
手なづけようと
結構スキンシップしてたのに・・・。
:エピローグ:
母さん、ほんとにあの子猫はどうなったでせう?
そのとき傍らに咲いていた桔梗の花は
もうとうに枯れちゃったでせうね、そして、
秋には、灰色の霧があの庭をこめ、
あの子猫の傍で
毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。
母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの庭に、静かに葉っぱがつもっているでせう、
昔、元気だった、あの子猫と、
足の裏のピンク色の
かわいい肉球を
埋めるように、静かに、寂しく。