SF読むなら最低1000冊の元ネタが判明する | デフレ派のブログ

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デフレ容認、円高容認の視点で経済などを論じたいと思います。経済学部出身です。

SF読むなら最低1000冊の元ネタが判明したぞおおおお。

つおるあ‏ @tuorua9876 · 7分7分前
@nzm 突然の質問失礼します。「SF読むなら最低1000冊」というのは、
むかし大森望さんがSF批評家は1000冊くらい当然読んでいるという趣旨のことを
発言したのを文芸批評家が揶揄して言い始めたというのは本当なのですか?
出典ができれば知りたいです。

返答来たぞお。
SF読むなら最低1000冊の出典わかったぞお。

大森望‏ @nzm · 3分3分前
それはたぶん、別冊宝島79『世紀末キッズのためのSFワンダーランド』(1988年)に
書いた「SF見栄講座」の一節、「一家をなしたSF名人たちは(中略)最低でも
訳書で千冊、原書で百冊以上を読破している」が出典かと。
でもそんなに読まなくても大丈夫、という趣旨の原稿なんだけど。

 

SF読むなら最低1000冊の出典
「SF見栄講座」
https://twitter.com/nzm/status/843749536971476992

 

けっこう影響力あるSF読むなら最低1000冊の元ネタがはっきりしました。

大森望さんの1988年の記事が元なんですね。

ぼくが三十九歳で1500冊くらい小説読んでいて、翻訳SF小説は300冊くらいしか読んでませんから、SF1000冊読んでる人はすごいもんですねえ。

ペリー・ローダンを翻訳されたのは全部読んでる人もけっこういるらしいです。

おそろしや。

 

「SF見栄講座」はバラードの「内宇宙への道はどっちか?」とまではいかないまでも、重要なSF史の資料だと思います。