今年 お別れした子たちを

毎年 この時期になると

振り返ります

 

私たちの力およばずに

天に帰って逝かれた子

 

ギリギリのところまで頑張ってくれていて

前日までご飯を食べてくれていた子

 

あと1~2週間の命と思われたにもかかわらず

抗ガン作用のあるサプリを飲んで

ご家族が「死ぬ氣がしない」とまで仰るまで

一時は元氣になり

大好きな海に連れていってもらったりして

2カ月精一杯生きた子

 

可愛いご家族を

見送ってきました

 

 

英断をされたのですが

お力になれず

天に帰られたわんこのお母さまが私におっしゃいました

 

「他のご家族の多くの子たちをお見送りするのは

お辛いでしょう」と

 

ご自身が15年一緒に暮らしてきたわんことのお別れのあと

その日におっしゃたのです

 

ご自身が一番お辛いでしょうのに

私のことにまで

気遣ってくださって・・・・・。

 

そうゆうお役目なのだと

この仕事を始めてから

氣付いたことです

 

身体の疲れは

少し休めば取れますが

心にキツイことはもちろん

どんな仕事にもありますが

正直

お見送りのお役目キツイなぁと

こたえることはあります

 

だからこそ

ご家族の方に

なるべく悔いが残らないお別れを

迎えられるようにと

 

だからこそ

わんこ・にゃんこ達が

病氣やケガをしないで

なるべく病院にお世話にならないで

済むよう

元氣に長生きして

心と体が健康で笑顔ですごせるようにして

頂きたいのです

 

うちに来て下さって

診察させてくれるわんこ・にゃんこ達が

どうしたら少しでも安心して

辛い想いをしないで済むように

 

そして

ご家族の方たちに対して

心残りと心配がなく

わんこ・にゃんこ達が

安らかに旅立っていけるようにさせていただきたいと

想っています

 

 

また

わんこ・にゃんこ達

そして

ご家族には

教わることが

たくさんあります

 

今年も

こころから感謝いたします

 

ありがとうございました

 

大嵐のような夜が明けた

12月27日の朝の虹