だから、元々高いんだって( ̄Д ̄;;
日経ネットのコラムより。
このコラムの中から一部抜粋。
『ICCATは2006年、2010年までに漁獲枠を段階的に2割削減することを決定した。その後、日本商社の現地買い付け価格は2―3割高くなった。国内の小売店の店頭でも、それまで見られた100グラム980円といった特売はほとんど姿を消した。しかし、値上げに消費は追いついていない。景気は一段と不透明感を強めており、「安いものから売れている状態。クロマグロも例外ではない。販売量は1―2割落ちている」(鮮魚専門店)といった声が多い。築地市場でも「荷動きは停滞しており、高値唱えは通らない」(卸会社)。』
元々は、高かったマグロをあなた方が安くしたんじゃないんですか?
今でも、忘れられないから、何度でも言います。
マグロを大衆魚にしてしまったのは誰よ?
『地中海クロマグロの約7割前後は日本向けだ。世界的な魚食ブームを受けて、欧米や中国などで需要が増えているのは確か。しかし消費量の大半を日本が占めている状況は、5年、10年の期間では変わらない。「日本の消費が現状のまま落ち込めば、価格上昇にはおのずと限界がある」(卸)と見られる。 』
これは私的な推理なんですが。
日本は高齢化が進むんだから、魚食が増えるような気がしてるのはワタシだけでしょうか?
『商品そのものに対するマイナスイメージが高まることも相場には弱材料だ。世界自然保護基金(WWF)などは、ICCATの規制が機能していないとして、欧州を中心にクロマグロの不買運動を活発化させている。この矛先が、クロマグロ最大の買い付け先である日本の商社や小売店に向けられる可能性は十分ある。このまま蓄養のために天然マグロを乱獲し続ければ、「畜養マグロ=資源悪化の張本人」という図式が定着しかねない。消費者が買いを手控え、価格が急落する可能性もゼロではない。 』
「畜養マグロ=資源悪化の張本人」
適度にすれば、そんなことは無いと思いますけどねえ、、、
ただ、このイメージは少なからず感じてしまいますねえ、、、、、
日本の蓄養は一本釣で稚魚を釣り上げてるようですが。
ヨーロッパの蓄養は網でゴッソリ漁獲してるイメージが在りますからねえ、、、、、
『今回の東京会合では、日本商社などにも発言権が与えられた。しかし、実際には発言はほとんどなかったという。有数の扱い量を誇る大手商社からは「自然保護団体から攻撃を受けて企業イメージが落ちることは避けたい。ほどほどの価格上昇でおさまる漁獲規制になってくれれば」。そんな本音の声が漏れているという。』
、、、生産者には発言権が無いの?
商社がマグロを生産してる訳じゃないでしょ?
それに。
生産者=蓄養だけと考えて書いてない?
生産者に延縄船も存在していること知らないのでしょうか?
商社がマグロを販売出来るのは、生産者が頑張っているからでしょう?
燃油が高騰している現状で必死に頑張っている延縄船も含む生産者が頑張ってくれているからでしょう?
だから。
生産者からすれば。
価格上昇は願ったり叶ったりですよ。
はよ、戻ってよ。
昔のような漁価に。
なんか、このコラム。
商社のことばっか、蓄養のことばっか、書いてるのが、正直気に喰わん、、、
じゃあ、そのコラムをネタに書くなって?(・・;)笑
やっぱり、今日も思います。
資源に優しい延縄漁法。
それで漁獲された天然マグロ。
これをもっと、アピールして、ブランド化しなければっ!
あっ。
抜粋、繰り返して、ほぼ転載やん(苦笑)