食料の迂回生産
ある農学博士から、この言葉を知りました。
この言葉の意味すること。
目的とする生産量を達成する為に、
その目的とする生産量以上のカロリーを使用する。
ってこと。
特に、肉を生産する時に穀物側から見ると、こんな感じらしい。
牛1kg=穀物7kg
豚1kg=穀物4kg
鶏1kg=穀物2kg
これは、畜産に限らず漁業にも言えると思う。
漁獲(=生産)する為にエサでオキアミとかイワシとかサバとかイカとか使ってますからねえ。
どんなものか統計されたデータが知りたいなあ、、、
現在の日本は畜産の穀物も、漁業のエサも、輸入に頼っているのが現状。
(そういう意味では、畜産て国産と言えるのかな?資源の無い日本が鉄鋼材生産世界一と一緒なのかな?)
それを考えると、
江戸時代の日本は鎖国してたから、当然自国生産しか手段が無い訳で。
当然自給率が100%だった訳だ。
まあ、その頃の日本の人口は3千万位だったらしいから、比べること自体がナンセンスかもしれませんが(笑)
ただ、その自給率を可能にしたのは、自然農法で在り、魚食や捕鯨だったのかな?と思いました。
ただ、自然に食糧生産を全て委ねるなんてことは到底出来ないし。
けど、人工的な生産方法に頼り切ると自然に歪みが出てくるかもしれないし。
両立出来るように模索し続けなければいかんですなあ、、、