昨日のテレビで言ってたのですが、炭水化物抜きダイエットは大変危険だそうです。

炭水化物抜きで痩せるのは、体内の水分が抜ける為であって、決して脂肪が減ったわけではないとのこと。

炭水化物抜きイコール糖質制限なんですが、そもそも人間には一日170gの糖が必要なんですよ。
そのうちの120から130gは脳で消費され、30gは全身に酸素などを運ぶ赤血球のエネルギー源として消費されます。
糖質は、生命を維持するために欠かせない栄養素なんですな。

それを制限してしまうと、タンパク質を構成しているアミノ酸を、肝臓が糖に作り変えるというシステムが働き始めます。
つまり、筋肉を分解するわけですな。
結果、筋肉量がどんどん減っていってしまうんですよ。

炭水化物って大事なんです。

これ以外にも、血管や骨に異常が出たり、脳梗塞の原因にもなったり、良いことは一つもありません。

モデルさんとかが、夜だけ炭水化物抜きにするってのも、言わば命賭けなんですな。

摂り過ぎも控え過ぎも、身体にしてみたら迷惑千万。
キチンとバランスの取れた食事と、適度な運動を続ければ、自然な体型と健康を維持できます。

いや、でも炭水化物ってなんか肥る気がしてならないという人は、猿を思い出してください。

炭水化物をしこたま食べるのに、肥満体の猿なんていないでしょ。

肥るのは人間だけです。

豚?
豚の体脂肪率は14%しかありません。

だから、肥った人を豚みたいというのは間違いなんです。