今日の16時が新月だった。
新月に生まれ変われればいいな。
新月の前はいろんなネガティブなことが吹き出す気がする。
昨晩もベリーダンスのクラスで、口論があった。
私が口論したわけではないけれど、辛かった。
みんな自分を認めてもらいたがって、
愛してもらいたがって、必死なんだ。
自分の存在価値が不安なんだ。
そのせいで、人を攻撃したり傷つけたりしてしまう。
辛い気持ちのまま寝たら、悪夢を見た。
自分が言ったことが誤解されて、わかってもらえなくて、
喧嘩している夢。
こんな身近なところでも、いたわり合えないのに
世界平和なんて言ってるの、可笑しいよ。
年末から昔からの友人が、仕事や人間関係や経済的にや・・・
いろんなことで落ち込んでいる。
ある人に欺された傷つけられた、という思いの執着から逃れられない。
何かしてあげたいけど、
差し入れしたり、言葉をかけたりする以外何もできない。
自分の力のなさが情けない。
今日もまた
「自分をもっと認めて!もっと愛して!」
っていう思いがかなえられなくて
落ち込んで、
そして相手に怒りを感じている自分がいる。
こんな呪縛から逃れたい。
peace of mind..
たまたま3日くらい前から
「仏教対人心理学読本」
(小池龍之介 著)を読んでた。
小池龍之介 さんは、まだ若いお坊さんで
仏教の話が現代的で読みやすい。
今までも何冊か読んだ。
今、HPを見たら「月読寺」の住職だって・・!
「つきよみ」か。なんか縁があるな~~
http://iede.cc/
「仏教対人心理学読本」より
何はともあれ。ありもしない自我をでっちあげ、そしてそれが崩れ落ちてゆくがゆえに補修しなければならぬ以上、「受け入れられたいよーう、愛情がたりないよーッ」という心のブラックホールこそが、苦しみの黒幕なのであります。
このブラックホールを埋めようとして何をなげこんでみても、決してそれは埋まることがあり得ない以上、その穴そのものを消してしまう以外には、抜本的解決策は存在いたしません。・・・・・
その穴の疼きを消滅させるための最大のワクチンは「『自分』などそもそも存在しないこと」を体感することであり、苦しみの刺激を快楽へと勝手に変換してしまうプログラムを停止してしまうことなのであります。
そうして初めて、存在していないものを存在していると思い込まされ、苦しみを快楽だと思い込まされ、操られ続けている操り人形の糸が切れます、プツンッ。
それが自由。
◎写真は12月25日の東京タワーとミッドタウンのイルミネーション