さて、今回は食物アレルギーについてです。
食物アレルギーには2種類あります。①即時型食物アレルギー
②湿疹をおこす食物アレルギー(非即時型)
即時型食物アレルギーは、
食べて数分から2時間以内に
蕁麻疹、咳、喘息、嘔吐、下痢、アナフィラキシーショック
などの症状が出る
危険なアレルギーです。
湿疹をおこす食物アレルギーは、
危険なアレルギーではありませんが、
食べると湿疹が悪化をします。
アトピーになった時、
この食べ物はダメとか言われますよね。
その多くは②の
湿疹をおこす食物アレルギーのようです。
(個人差があるので、絶対ではありませんが)
実は、
アトピーではない子でも、乳児の時は
卵・牛乳・小麦・大豆・米・魚介類・果物・ナッツ類・ソバ
のアレルギー反応が出やすいそうです。
(成長するにつれてなくなる事が多い)
ここで乳幼児アトピー性皮膚炎と
食物アレルギーの繋がりで特徴的なのは、
アトピー性皮膚炎を長引かせると
食物アレルギーが増えたり悪化させたりします。ですので、
なるべく早い段階で
アトピーの治療をした方が良いみたいです。
私は、母乳でしたので、
母乳からアレルギー食材の物質が出てるのでは?と心配になった事があります。
でも、
極端な食べ方をしない限り
そんなに気にしなくて良いと言われました。
気になるならあまり食べないようにするぐらいで
絶対食べてはダメとかは無いと。
私が息子の食事に気にするようになったのは、
離乳食が始まってからでした。
気にすると言っても、特定の食べ物を食べさせないだけでしたけど。
息子の場合、卵・小麦・牛乳でした。
湿疹の症状が安定してから、
ほんの少しずつ食べさせる方法で
慣らしていきました。
たとえば、卵の場合、
卵ボーロを一粒食べさせ様子を見ます。
大丈夫そうなら、数日続け、
数日後2つに増やし、また数日続け・・・
と、毎日続けて慣らしていきました。
これは、病院からの指導があるので、
それにしたがって進めます。
あまりにもアレルギー反応が強い場合などは、
病院に入院して、この少しずつ食べる作業をします。
息子は、今の所、卵焼きも1個は無理ですが
普通に食べれますし、小麦も大丈夫。
牛乳も飲めます。
アトピーだからと言って必ず食物アレルギーが
一生残るわけではないのだなと感じました。
アトピーじゃなくても、食物アレルギーで
特定の物が食べれない人も居るので、
ほんと、体質や人それぞれなんです。
ただ、アトピーを長引かせると
アレルギーが増える事は分かっているので、
ちゃんと治るまで治療をする事が大切ですね。
あと、ステロイドはダメ!完璧な除去食!
など、あまりに極端な方法をしてしまい
子供を発育障害や栄養失調に
してしまうケースもあるそうです。
そうならないように、正しい治し方を
していってほしいです。
食物アレルギーは、個人差があるので
その子に合った治療法となると思います。
ただ、乳幼児の時の食物アレルギーは
治る可能性が高いようですので、
なるべく食べても大丈夫なように
してあげたいですね。
さて、アトピー教室で学んだ事を
書いてきましたが、
今回で終了です。
きっと、講義ではもっとたくさんの事を
教えてもらったと思いますが、
私が覚えていて、重要だと思うポイントは
これくらいでした
アトピーと聞いて不安になったり、
ステロイドと聞いて怖くなったりする
パパさんママさんに少しでも役に立てればと思います。
私自身、何も知らない時は不安だらけで、
もう、何が正しいのかも分からず
不安が不安を呼んで大変でしたが、
ちゃんと知る事により、安心して
自信を持って治療に取り組めています。
これからは、治療の途中経過や、
治療途中の困った事などを
書いていこうかと思っています