離乳食の一番はじめはご飯でつくった「おやっきー」からはじめよう
とおすすめしていました。
(参照、スムーズな離乳期の促しについて)2010年9月ブログ
第2弾1⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201009110000/
第2弾2⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/kidsstudion2/diary/201009120000/
おやっきーをしゃぶっていると、口の中で穀物が唾液で溶かされて
でんぷんが糖質に変わり、甘さをかんじるようになります。
唾液にふくまれるアミラーゼで分解されて、甘みをかんじるようになったものが
消化器に運ばれるので、消化活動が円滑になります。
どろどろおかゆをお口の中にせっせと運んであげることが
離乳食をはじめることだと思い込んでいる人がほとんどですが
それでは、唾液を準備する間もなく
丸呑みする習慣を無理強いしているだけなので、消化器には負担がかかります。
・離乳期のはじめは、唾液をだす工夫が必要なのです。
・大人が口の中に食べ物を突っ込むのではなく、
赤ちゃん自身が自分の手で口に運べるものが食べてもよいものです。
そこで、先日オーストリアから帰国された方が
関西サロンに来られたときに、スライスリンゴを干したものをお土産にくださいました。
食べてみて、口の中で唾液がたくさん出てきてとてもおいしくて感激しました。
干して、乾燥したものを口の中にいれると唾液がどんどん消費されて、
体内では消化液が準備されるから、食欲がわいてくるのを実感。
オーストリアからのオーガニックなお土産(写真1.2)
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赤ちゃん自身の手で口に食べ物をはこんで味わうことが
ほんとうの離乳食といえます。
赤ちゃん自身がスプーンでどろどろおかゆをすくって口に運べるようになったときに
それは、食べてもよいものですよ。ということなのです。
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カジカジ、かじりまわしたり、なめまわしたり、吸い上げたり
赤ちゃんの口の中に唾液の分泌がどんどん盛んになると同時に
味をかみしめたりあじわったりしながら、
複雑な舌の動きを無意識に行っています。
それが、発語をスムースに真似しやすく子音の発音練習になっているのです。
おやっきーも唾液準備のためによいものですが、
干した乾物類も、積極的に取り入れたいものです。
そこで唾液作戦のための干した果物や野菜や昆布などを
「ほしっきー」と名付けたぃと思います。
離乳期のはじめには「おやっきー」「ほしっきー」
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