生後２週間　１

生後２週間の赤ちゃんを連れていらっしゃってくださいました。

ただやはり生後間もないということでついつい横抱きでそーっと

壊れもののように抱いていらっしゃいました。（写真１）

そのように抱かれた赤ちゃんをそのまま床においてみたら・・・（写真２）

たいていの人は赤ちゃんをまっすぐ横にさせてそっと扱っていると思っておられますが、

横抱きというのは、大人の身体に横に沿わせているので

写真２のように「く」の字に曲がるのは当然ですよね。

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縦抱きで授乳することがよい、と聞いていたのでそのように努めておられた様子です。
（写真３）

しかし、横抱きを基本にしていると、赤ちゃんを縦にしたつもりでも

背中はぐにゃりして首は傾くものなのです。

ですから、顔が非対称になるのです。（写真４）

　

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写真４の顔を撮ったときの裸にした様子です。

対面（ついめん）抱っこのことは知識としては耳にのこっていただけに

大きな歪みは免れて育っていますが、

生まれた直後からのゆりっこ枕は必須です。

首が据わらないうちは、首の向き癖はすぐついてしまうものです。（写真５・６）

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首の向き癖を治すように背すじ矯正し、ズンズン運動をしっかりすると（写真７）

下半身がのびやかにリラックスしてきました。

育児書には、Ｍ字Ｗ字にして赤ちゃんは寝かせるものだというふうに書いてあるようですが

ズンズン運動をして身体がリラックスしている赤ちゃんをみると

Ｍ字Ｗ字で縮こまっている赤ちゃんは、身体が緊張して固くなっているので

とても育児書どおりにしようとは思えなくなるのです。