ついめん抱っこベビー　１年後　１

おしゃがみ、高這い

おしゃがみができるのは、

身体の関節が連動して動けるようになった証拠で、

下半身の脚力がずいぶんついてきたといえます。

しゃがんだまましばらく遊んでいられるようになったら

高這いもスムーズになっていきます。

写真の赤ちゃんは、背もたれのない赤ちゃん腰掛けをみつけて

独り遊びをはじめたところです。

１　

腰掛けいすを持ち出して・・・(自分で発見したものだからご執心なのです）

２　

手押し車のように、腰掛け椅子を押し出し進み始めました。

３　

木の腰掛け椅子と、綿の敷き布とはすべりがよいわけではなく、

摩擦もシワもじゃまするわけで

すんなり、前進し続けるわけではないのですが、その困難にあえて自ら立ち向かって・・・

４　

敷き布の摩擦とシワに前進をはばまれながら、腰掛けを押しこくる角度に折り合いを

つけることを、自分で学習しました。

ちょうどよい角度が、高這いすることに・・・・

５　

高這いで進むことには、かなりのエネルギーを費やすものです。

ふーっと一息ついて、持ち上げて運んだら、その方が楽かもしれない・・・と試行錯誤。

６　

そのうち・・・ムム？？？腰掛け椅子はなんと、一個だけではないんだ、

という新たな発見!

７

もう一つも自分で運んできて、ご満悦！！

ひとしきり、自由にだれにじゃまされることもなく

自分の思い通りの時間をあじわったあと、手に物をもつことなく

床から、すっと当たり前のように自然体で立ちあがりました。

バランスをとろうとして、必死になることもなく、

自分の身体のコントロールは意識せずにすんなり身についているのです。

これが、自立、自律した姿であり、自信があるという自覚はなしに

自信は、自然に必要な時わいてくる体質をそなえているといえます。

　