私は元々中川昭一（財務大臣）は好きではなかったの
だが今回の泥酔疑惑の映像を見ると、私もお酒での
過去の失敗を思い出して、胸が痛くなった。
もちろん中川ほど恥ずかしいことはしてないが、
酒の席で口が滑ったりみっともない話は私も何度かある。
ただ３０歳を過ぎてからはさすがにそういうことは
なくなった私。中川昭一は以前から酒癖が悪いことはよく
指摘されていたのにもかかわらず（もしあれが本当に泥酔
なのであれば）５５歳でああいう醜態を晒すというのは
非常に「若い」。もちろん酒癖の悪さが何歳になっても
直らない人はいるが、G7会議の記者会見であんな
姿を晒すというのはあまりにも豪傑すぎる。大臣まで
登りつめて「若気の至り」を未だに披露できるとは・・。
(秘書や同行者が身体を張って止めるべきだったとは
思うが）。
しかし５０代でも若くみえる人、気持ちが若い人は最近多い
気がする。世界一こと松丸友紀アナ（テレ東）が２７歳であり
ながら、座右の銘が「一生青春」などと公式プロフに書いて
いるが、中川のような失敗はいただけないにしても、若々しく
生きるというのは非常に大事なのではないかと。
ということで、「女子アナの定年は３０歳」説を掲げるアナヲタ
が巷には多いなか、私のブログには定年は設けない。
今日は２人の５０代女子アナを特集します。
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058 高橋佳代子（画像右）
73年テレビ岩手入社。80年に退社してフリーに。そして周知の
通り彼女のキャリア最大にして最長の仕事は88年から07年まで
19年という長期に渡って務めた日テレ「おもいっきりテレビ」の
アシスタントキャスターである。
私がはじめて高橋を見たのは、中学生のころ（９０年位）
の夏休みに同番組内で「あなたの知らない世界」というホラー特集
をやっていて、MCのみのもんたが夏休みをとってる期間
に、高橋が単独で番組を切り盛りしているときだったと思う。
目鼻立ちが大変整っていて、キリっとした笑顔に中学生ながら
「美人の見本」だと感じた記憶がある。
また、アナウンスが良い。やや暗めで柔らかさが特徴的な
「日テレリリコ」の美声の持ち主で滑舌もよく、さらに上品。
同番組は（失礼ながら）みのもんたがとても上品とはいい難い人
なので、高橋が傍にいるからバランスが取れていたように思う。
以降、私が２０歳を過ぎ、３０歳を過ぎ、いつまでたっても高橋は
同番組に出つづけているので、（半年に一度ぐらいしかこの番組
は私は見なかったものの）いつまで出続けるんだろと思うと同時に
いくつになっても変わらぬ「可愛さ」に感心して見ていた。
私が最後に同番組を見たのは一昨年の初め頃だと思うが、
そのときの高橋を見た感想も「萌え」。高橋のいい所は、歳は
いってても「恥じらい」があり、どことなく乙女チックなところ。
聞くところによると、今でも独身らしく、青春をまだ駆けているの
ではないかという気さえする。最近は番組を持っている様子は
ないがこれだけの逸材はどんどん表に出てきて若手顔負けの
活躍をまだまだ見せてほしいものである。
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059 村上祐子（画像右）
78年KBS京都（UHF放送）入社。報道・情報系のテレビ番組を
はじめ、ラジオ局付きの同局だけに彼女がDJを務めるラジオ
番組も数多く、関西では名の知れた実力派のベテランアナ。
私が村上アナのことを知ったのは５年ほど前。テレ朝のDIVA
「村上祐子」と同姓同名だということでその存在を知ることと
なった。しかし関東在住の私は関西のUHF放送を視聴する
機会はなかなかなく、しばらくはテレ朝の村上のことを語る
ときに余談として軽く笑いをとるために利用させてもらう
存在でしかなかった。
しかし一昨年あたり、ｔｖｋで朝日放送製作の
「探偵ナイトスクープ」を見ていたときのこと。
その日の依頼は、依頼者がかつてKBSラジオで聴いた
ピンクピクルスという女性デュオの歌を探すというもの
だったが（最初はその歌がピンクピクルスの歌だということ
も依頼者はわからなかった）、見事に探偵の石田靖
が歌を探し当ててKBSラジオの生放送中に、依頼者と
ピンクピクルスの2人が対面するという探偵ナイトでは
ありがちのパターンの話だった。
で、そのラジオブースで司会をつとめていた一人がこの
村上祐子アナ。はじめて見る村上祐子に「おおっ！」と
私は感動したのは言うまでもないが、その仕事ぶりが
素晴らしい。依頼者と同デュオに対するいきさつと
対面の様子をラジオのリスナーに分かり易いように
村上アナは淡々と実況説明。
はじめから見ているとこの依頼は割と入り組んだ話だったと
思うのだが、生放送でテキパキと説明する村上アナの
職人ぶりが見事だった。勿論、村上アナの登場は本筋には
関係ないので時間はわずかではあったが、石田探偵も
村上アナのことは前からよく知っていたようで彼女が関西
では名の通った実力者だということを伺わせた。
この話は依頼者（４０代後半だったか）の純真さが印象的で
石田靖探偵もスタジオでまとめの話をする際に涙を流していた。
「何泣いてるんだよ」と私は思いつつも（なぜか）ジーンと
来てしまった。昔から思うんですが探偵ナイトスクープは
子供に見せられるイイ番組だと思う。私は日本で
３大”イイ番組”を選ぶとすれば、この「探偵ナイト」と、
ｔｖｋの「sakusaku」、それとNHKの「ゆうどきネットワーク」を
指定したい。
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youtubeより、例のピンクピクルスのうちの一人、
茶木みやこさんの「泪橋」。綺麗な歌ですね。
もう一つ。３大”イイ番組”の一つ「sakusaku」(テレビ神奈川）
02年頃の映像だが私はこの頃はまだこの番組を知らなかった。
今のsakusakuも人形と出演者が多少変わってるがだいたい
こんな感じです。