動画サイト「ユーチューブ」どう使う?、中学生が正しい利用法伝えようと活動中/相模原 | あめちゅーぶ

動画サイト「ユーチューブ」どう使う?、中学生が正しい利用法伝えようと活動中/相模原



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 動画を簡単に投稿でき、誰でも無料で視聴できるインターネットサイト「ユーチューブ」。若者らに人気の一方で、無断で他人の作品を投稿して、著作権法に違反するケースも起きている。こうした中、正しい利用法を伝えようと、相模原市内の中学生が活動している。同世代の利用実態調査や、専門家から違反行為の聞き取りを進めており、11月には活動結果を発表するつもりだ。

 無料で最新の曲が聴けて、専用ソフトを使えば、ダウンロードまでできる―。「これっていいことなのかな」。市立串川中学校(同市緑区長竹)の2年生男女6人がユーチューブに関する活動を始めたのは、その利便性に疑問を持ったことがきっかけだった。

 津久井署や県警少年相談・保護センターに協力を頼み、6月から計7回、ユーチューブの利用規約や著作権法などに関する勉強会を開催。9月上旬には全校生徒約270人を対象としたアンケートを実施した。

 アンケート結果によると、9割がユーチューブを利用し、4割は音楽や画像をダウンロードしたことがあるなど幅広く利用されている実態が判明した。

 その一方、8割がダウンロードした作品を誰かに譲り渡すことは悪いと認識していたものの、6割がダウンロードだけなら問題ないと考えていることも明らかになった。

 メンバーの6人も、最近までダウンロードして個人で楽しむだけなら、悪いことではないと考えていた。しかし9月14日の勉強会で、ネット犯罪を取り締まる県警サイバー犯罪対策センターの須藤勝技術職員から説明を受けて認識が一変。須藤さんは「著作権が切れている場合以外、無断で作品をダウンロードすれば罰則規定はないものの、著作権法違反に当たる。民事で損害賠償を求められることもある」と指摘。無断でダウンロードした作品を譲り渡したり、他人の作品を投稿したりすれば、逮捕される可能性があることも付け加えた。

 メンバー6人のうち、過去に音楽を投稿しようとしたと明かした男子生徒(14)は「百八十度考え方が変わった」と驚いていた。6人は、知らないうちにネット上でのルールを犯さないよう、学んだ内容を学内新聞や、全校生徒の前で発表したいと意気込んでいる。

 須藤さんは「ネット社会はまだ未成熟で、どんな社会にするかは、利用者によって決まる。中学生のうちからネット社会のルールを身に付けてほしい」と期待している。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100927-00000014-kana-l14



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