老年よ大欲を抱け | ふーちゃんのブログ

ふーちゃんのブログ

ご訪問ありがとうございます。
私のブログは、離れて暮らす子どもたちと孫たちに向けて書いています。

こんばんわ満月

 

 

 

今日は84日に一回のおばあちゃんの精神科受診日。

 

 

今回も嫌がるおばあちゃんを引きづるように車に乗せ、

何処に行くのかムキーげなことを言って、

ギャァギャァうるさいので、

天童よしみさんのCDを、

当然のことながら大音量でかけて

やっとこさ行けました354354

 

 

ドクターは、

おばあちゃんの立派過ぎる宇宙人ぶりを見て、

そろそろ施設入所を考えたらと

おっしゃってくれましたが、

ショートステイを試みるも「手に負えないコール」で、

迎えに行ったことを話しましたら、

ケアマネさんと相談してねと、

これまたご親切なお言葉をくださいました。

 

 

看護師さんが差し出したティッシュ箱を

すべて空にするほどわたしを泣かせたあの医師かと

思われるほど今日はお優しかったです。

 

 

 

この20年間で、

日本人は体力的にも知力的にも

10歳若返ったという医学的な説があるそうです。

 

 

昔は60歳の還暦や、

70歳の古希が長寿の証でしたが、

現在は100歳以上の方が65000人以上。

 

 

わたしたちの親世代は、

100歳長寿が当たり前になりつつあるのです。

 

 

今のわたしの年を考えれば、

100歳を視野に入れると、あと40年以上もあります。

 

 

大病さえ患わなければ、

わたしの持ち時間はとても長い。

 

 

昨日のブログに引用させていただいた葛飾北斎だって、

平櫛田中だって、

あのピカソだって、高齢になってから、

どんどん新しい作風に挑戦していきました。

 

 

最後の瞬間まで、

「新しいことに取り組みたい」

という意欲を失わなかった。

 

 

今、高齢者が学ぶべきは、

この気迫と柔軟性を持つことのようです。

 

 

「女性の品格」の著者・坂東眞理子さんは、

チャレンジには二つの方法があると

おっしゃっています。

 

 

今までやったことのないことに

ゼロから挑戦するワクワクもいいし、

昔やってみたかったことに改めて挑戦するのもいい。

 

(わたしやってるわウインク

 

 

 

これまで日本人は、

「小欲知足」の精神でギラギラせずに、

欲をかかずに、今ある境遇に足るを知ること、

そうすれば悩みは無くなっていくと・・・。

 

 

それが穏やかに過ごす秘訣だと

教えられてきたことでしょう。

 

 

坂東眞理子さんは、

この考え方に若い頃は賛同していたというのですが、

今は「本当にそうなの?」と

疑問を持っているといいます。

 

 

「小欲知足」もいいけど、

結局、自分のしあわせしか

視野に入ってないように思えるから。

 

 

そこで彼女は、

「老年よ大欲を抱け」と提唱したいと。

 

 

 

「足るを知る」なんて縮こまってしまわない生き方。

 

 

あるいは、

「もっとお金が欲しい」とか、

「のんびり生活したい」などという

個人の欲望は脇において、

「もっといい社会にしよう」

「やらなければならないことが、ここにもあそこにも」と、

積極的に社会参加に取り組むのです。

 

 

社会的なしがらみから解放された世代だからこそ、

自由な立場で社会を変えていく「大欲」を

抱けるはずだと。

 

 

さあ、みなさん遊んでいる場合じゃありません。

 

 

もっと働ける人は働きましょう。

 

 

「働く」といっても、

どこかに雇われてお金を稼ごうというのではありません。

 

 

人の役に立つことをするために、

自分で起業するのです。

 

 

収支はとんとんでかまいません。

 

 

けれども損失を出すのはご法度。

 

 

なのでオフィスは自宅。

 

 

宣伝も自分で作ったホームページや、

フェイスブックを使ってコツコツと。

 

 

そんなゆるやかな起業です。

 

 

今後は悲しいかな、

今人間が従事している仕事の47%が

AI(人工知能)にとってかわられるという予測もあるらしい。

 

 

でも最後まで残るのは、

人間にしかできないお仕事

 

 

ロボットの助けを借りながら、

高齢者のお世話をする。

 

 

あるいは子どもたちを教えたり、

相談に乗ったりは人間にしかできませんよね。

 

 

自分が苦にならない仕事で、

人から必要とされる仕事は何かと考え、

それに沿って起業する。

 

 

そういうことを、

今日おばあちゃんと行った病院の待ち時間に、

坂東眞理子さんのエッセイから

教えていただいたのでございます。

 

 

いかがですか?

 

 

みなさんもそんな夢を抱いてみませんか。

 

 

では、また明日(*^.^*)

 

 

 

 

 


にほんブログ村アップ

というわけで、

坂東眞理子さんに励まされ、

相談した税理士さんの「儲けなきゃ美作市も潤いません!!

という言葉にも後押しされ、

カフェディパッセロ 来月から

グランドオープンさせていただきまーす\(^_^)/