さて、昨日はツンデレおっさんについて
「おっさんは元々ツンだから少しでも人間性出したらデレ」みたいな話をしました。
しかし今日取り上げるのは、ツンの過ぎるおっさんについてです。
私の経験上、こういうおっさんは30人に1人くらいいるので、
ブログをご覧の方の中でも覚えがあるかも知れません。
ツンツンな彼らの特徴は「初対面に喧嘩腰」です。「すぐ馬鹿にする」とも言うかな？
例えば営業マンがアポをもらって伺うと、普通のおっさんは社交辞令的に感じ良くしますが
ツンツンさん達は、何でもかんでも突っ込み、批判し、けなします。
だから人に好かれてません。
聞いたことないですか？こういう言葉。
「君さぁ、ほんとわかってないよ」
「いやそんなの、ちょっと考えればわかるでしょ？」
「何しに来たの？」
「そういうのいーからさあ…」
ね？嫌でしょ？これが初対面。絡みにくいし、下手するとアポ5分で終了ですよ。
まあそんなんでも萌えの対象にするから、ほんとおっさん愛って変態的なんですけどね。
彼らから滲み出ているのは、「俺以外皆バカ」とか
「擦り寄る人は信用できない」っていうオーラです。
これまで様々な事で、期待や希望を抱いていた世界に裏切られたり、
落ち込んだり、泣いたりしたのでしょう。たまらんね。ナイーブ万歳。
そういうのほんとニコニコしながら撫でてあげたい。
見知らぬ人を必死で威嚇する子犬のようです。
でももちろん、撫でてあげるなんて実社会ではできません。
そうすると我々のやる事は一つ。「とにかく慕う」です。
こういうおっさんの攻略法、好かれ方のマニュアルは、
何でもいいから「すごい！すごい！」と繰り返すことです。
彼らはかつて社会から手痛い仕打ちを受けてますから、
必死で「近づくなよ！どうせ傷つけるんだろ！」ってやってます（かぁわいい）。
だから、誉められると「あれっ、俺が拒否しても慕う人がいる…」って簡単にデレるんですね。
めっちゃ話すようになったり、普通の人以上に丁寧なお礼メールとか届きますからね。可愛い。
だから、最初のあたりはキツいですが、実はとっても懐きやすい、
それがツンツンおっさんなのでした。
次回は厭世オジ。世の中に愛想を尽かしているおっさんについてです。
これもいい加減面倒くさいぞ！愛してる！
お楽しみに。