1月17日。


この日が来ると、思い出す女性がいます。


阪神淡路大震災で亡くなった尊い魂の一人です。



彼女が教えてくれた   生きる ということ、生きている ということの 輝き  素晴らしさ     。


私は、彼女の分も  強く    そして    命に感謝して生きていく   と 誓った    あの日のことを  鮮明に  思い出します。



19年、経つのですね。

心より ご冥福をお祈り申し上げます。


彼女とは、震災後  2年たち、3年目に入る頃出会いました。


仕事で  被災した ある施設を訪れ、防災対策を学ぶという 機会があり、出張で  釧路から 神戸へ 行き、その時。


様々な経緯あり、私は、一人では術がなく、専門家に頼りました。様々な感情、彼女がその専門家に語った内容。


彼女が私に抱いた想いが 染み入りました。


輝かしい未来があったはずの若い女性。



私が神戸に行った時は、復興後の町並みで、賑わい、明るかったのですが、魂はいたのです。

亡くなった場所に。ずっと。



生きていることは輝かしい。彼女から響き、伝えられた想い。




家族がいて、恋に、仕事に、ファッションに  忙しく楽しい時を  過ごしていた23 歳  の 頃の私は、  彼女の言葉が衝撃でした。




生きている   たった  そのことが 輝かしい。

これから どんな事も挑戦できる。私も夢があったのにと彼女は 介して話しました。


予期せず旅立った魂の 想い。


私は、教えてくれた彼女に感謝を。


そして、彼女も分も  生きよう。

生きていることが 輝かしい  そう 想う  命 の   愛の力を   持って    彼女のことも 忘れず  生きようと思いました。



専門家の方は、言いました。


彼女は、自分のことなんて 忘れてしまって  と言っている    でも、 ただ   生きていることは素晴らしい   生きていることが輝かしい     あなたが  輝いていたから      ~ たんだと。




私は、深い謝罪を。そして、あの日、あの場所で 天に召された彼女のこと    彼女の想い    記憶から消すなんてしたくないと      誓うように 胸に何かを抱きました。




生きる。


呼吸。温もり。



その生命力。魂と体の エネルギー。

生きる  生きている  ことが、当たり前ではないと    あの時  彼女から学んだのです。


鎮魂の想い。



全てに感謝。




今、地球に生きる私達の輝きは、何を照らすでしょうか。


魂に 地球に  真摯でありたいです。




この日は、誓いを新たにする日。






全てへの愛と感謝を込めて。




有難うございました。