餃子の王将・中町店 〔鹿児島/天文館・中華料理/餃子〕

　さて、今日はたまたま鹿児島に来ています。写真は桜島ですねえ。ちょっと雲が邪魔をして、あまり良い写真じゃない感じですが、桜島を見ると鹿児島に来たって感じがします。


　そんなわけで、「餃子の王将」にやってきました～！って、なんで京都に住んでいる自分がわざわざ鹿児島で「餃子の王将」で食べるのか・・・。普通に考えたらおかしい話ですが、実は理由があるのです。「王将」には「京都王将」と「大阪王将」があるという話はよく知られていると思いますが、実は鹿児島にはそれらとはまたちょっと違う「鹿児島王将」があるんです。そして自分は、「餃子の王将」の中では鹿児島王将が一番おいしい！そう思っているので、それを確かめたくなったのです。


　店内にはいるとメニュー表が！基本的に「鹿児島王将」には定食はありません。ラーメン系もなかったのですが、今は「担々担麺」をやっているようですね。それもちょっと気になるなあ。なんで鹿児島だけこんな独自路線になったのかというと、その昔、京セラの稲盛さん（鹿児島出身）が京都で「餃子の王将」の素晴らしさに感銘し、鹿児島でも「王将」を展開させて欲しいとお願いして、独自に「王将」を展開する許可をもらったからなんだそうです。


　伝票に数字か正の字を書いて注文をします。これぞ「鹿児島王将」流ですよねえ。これに書かなかったら何も出てきませんよ！


　最初に紹介するのは「天津飯」です！まあ、「鹿児島王将」がおいしいと言われる理由の8割は、この「天津飯」のおかげでしょう。実際、ほとんどの人がこの「天津飯」を食べています。というか、「餃子」より人気商品かもしれません。って、さすがにそれはないかな。


　なんといっても、甘酸っぱいあんが特徴です。これが本当においしいんですよ！でも、鹿児島の人はこれが当たり前と思っているんですよねえ。そういう人が東京や京都の「王将」で「天津飯」を食べたらショックを受けます。というか、自分がそうでした。これって鹿児島の「王将」だけなんですよね。


　玉子もフワフワでおいしいですよ～。なんでこんなにおいしいんでしょうねえ。鹿児島は基本的に畜産県だから具材が良いんでしょうか。よく分かりませんが、全然違うんですよ・・・！これでたったの480円ですし、鹿児島に来たら、ぜひ食べて欲しい一品です。


　そして、こちらは「中華丼」。これもおいしいんですよ。まあ、「天津飯」に比べるとインパクトはないですが・・・！


　あ～、「鹿児島王将」が京都にあればなあ。って、なんか違う気がするけど・・・。


　そして、いよいよ「餃子」の登場！


　鹿児島以外の「王将」と比べると、皮がしっかりしていて、具はあっさりしている感じですかねえ。おいしいですよ。


　6個で200円とかなりお安いのですが、1つの大きさがかなり大きい感じがします。なんか、長いんですよね。もう少し長かったら棒餃子になっちゃいそう。


　こちらも「鹿児島王将」の名物のひとつ「からあげ」です。


　見た目からしてちょっと変わってますよねえ。比較的あっさりしています。


　塩こしょうで食べても、キャベツ用のマヨネーズをつけて食べても、どちらでもおいしいです。アツアツのうちに食べるとなお最高です！


　やっぱり、鹿児島の「餃子の王将」はおいしかった！！といっても、普通は鹿児島まで来てわざわざ「王将」で食べようとは思わないんですよねえ。観光で来た人も、黒豚料理とか鹿児島ラーメンを食べるでしょうし、自分もさすがに「餃子の王将」をオススメしたりはしません。地元の人はこれが普通だと思っているし・・・あまり評判にはなりません。そこがちょっと残念です。でも、良いんですよ。知ってる人だけが知っていれば。ということで、今日もご馳走様でした！


◆店名
餃子の王将・中町店

◆場所
鹿児島県鹿児島市中町1-3 第3マルタビル
地図

◆アクセス
鹿児島市電天文館通駅から徒歩

◆TEL
099-226-4718

◆営業時間
11:00～22:00
〔定休日〕 なし

◆ホームページ
なし

◆店内
30席

◆駐車場
なし

◆予算
500円～1,000円

※上記の情報は2009年8月10日現在のものです。