ラーメン二郎・三田本店 〔東京/三田・ラーメン〕 | たまたま京都に住んでます。

ラーメン二郎・三田本店 〔東京/三田・ラーメン〕

たまたま京都に住んでます。- 東京・品川駅
 「しながわ~。しながわ~。」というわけで、今日は、たまたま京都に住んでます、ではなく、今日はたまたま東京に来ています。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・外観
 東京に着いたらまず昼食。ということで、食べにきたのがこのお店。誰もが知っている超有名行列店「ラーメン二郎・三田本店」です。今日は行列がお店の裏まで折り返していますねえ。まるで、表が一軍、裏が二軍、そんな感じです。自分はその昔、学生時代にこの辺の学校に通っていたので、この「ラーメン二郎・三田本店」には非常によくお世話になりました。学割の定期券で三田に来て、ここでラーメンを食べてそのまま家に帰る、そんな生活を送っていましたね。なので、このお店は、自分にとって学生時代のよき思い出のお店でもあります。

 ちなみに、自分が学生の頃の三田本店は、オヤジさんとサカイさんという助手の方が二人でやっていて、この二人の話のやりとりが面白くてちょっとした名物でした。自分もバイト先のコンビニで二人のモノ真似をよくしてましたよ。「はい!大の方、ニンニク入れますかぁ~~?」みたいな。サカイさんが「いごっそう」として独立してからの三田本店は、少し寂しかったくらいです。まあ、オヤジさんは相変わらずですけどね。でも、いつまでも元気とは限らないので、自分もこのお店のラーメンをあと何杯食べることができるのだろうか・・・と少し不安だったりもします。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・外観
 今日は比較的暑かったですが、長時間、行列に並びます。ここまで来たらあと少しですねえ。行列の前列に並んでいると、後ろに並んでいる人達に対してちょっとした優越感が得られるのはなぜでしょうか・・・。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・烏龍茶
 途中の自動販売機で烏龍茶をゲット。これが基本ですね!というか、こんなに烏龍茶だらけの自動販売機ってありましたっけ・・・。どんだけ需要があるんでしょう・・・。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・券売機
 さて、行列の先頭付近に来たら、食券を買います。とにかく量が多いお店なので、初心者は間違っても「大」の食券を買ってはいけません。昔は少ない方の食券に「小」と書いてあったので、じゃあ「大」で、という事故が多発していたような気がします。なお、「ぶた入り」とはチャーシューメンのこと、「ぶたダブル」はチャーシューがさらに増量されたもののことです。食券を買い、自分が先頭になったら、じ~っと店内を見張ります。座席が1席でも空いたら、即座にそこに座りましょう。たとえ複数人で来たとしても、一緒に座ることは考えず、自分1人で座るのです。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・水
 座ってしばらくすると水が出てきます。まあ、自分は烏龍茶を買っているので飲みませんけどね・・・!ちなみに、カウンターは全部で13席あります。自分の「最後の晩餐」は「二郎」にしたいかも・・・違うか。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・社訓
 「ラーメン二郎」の有名な社訓です。確かTシャツにもなってましたよねえ。この社訓の6番にも入っていますが、座って待っていると、ラーメンができあがったタイミングで、「○○の方、ニンニク入れますか~?」と聞かれるんです。その時にどう答えるかで、常連と一見さんを見分けることができます。一見さんは、「入れてください」とか答えると思いますが、常連さんは、「ヤサイアブラニンニク」とかそういった言葉を唱えると思います。これが有名な「二郎の呪文」です。「呪文」というと敷居が高そうですが、構造は単純で、「ヤサイ」「ニンニク」「カラメ」「アブラ」の4種類のトッピングが無料でできると思ってもらえれば問題はないです。中には、多めという意味の「マシ」「マシマシ」という言葉を加える人もいて、「ヤサイマシマシアブラニンニクカラメ」みたいなことになったりするんですね。だから「呪文」とか言われるんですが、正直、「マシ」とか「マシマシ」は、あまり自分は使いません。本店ではあまりいないんじゃないですかね。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・大ダブル 野菜・アブラ
 今日食べたのは「大ダブル・ヤサイアブラ」でした。いやあ、自分もそんなに若くはないですから、最近は「大」をあまり食べません。でも、今日はせっかく写真を撮ることにしたので、「大」を食べることにしたんです。やっぱり、「二郎」のラーメンは迫力が大事ですから。それなのに、あまり迫力がある写真を撮れませんでした・・・。もうちょっと横から撮るべきだったかな・・・。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・野菜
 キャベツとモヤシがたっぷり入ったヤサイです。このぐったりしたヤサイがなんともいえません。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・チャーシュー
 そして、チャーシュー。「大ダブル」ということで、何枚入ってるのかよく分からないくらいの量です。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・チャーシュー
 こんな分厚いチャーシューも発見!チャーシューの端っこみたいなヤツですねえ。これはラッキー。でも、箸で持つとプルプルふるえて、イマイチよく撮れませんでした・・・。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・麺
 ヤサイやチャーシューを食べて、ようやくたどりつくのがこの麺です。この極太ちぢれ麺がたまらないんですよねえ。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・麺
 「大」なだけあって、食べても食べても減らないんですが・・・。やっぱり今の自分は「小」で十分です。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・スープ
 なんとか麺を食べきりましたよ・・・。まあ、さすがにスープまでは飲みませんけどね。おいしいんですが、この化調たっぷりの豚骨醤油スープを全部飲んだら健康が損なわれるのは明白です・・・。でも、逆にいうと「二郎」の「大ダブル」を食べたいと思えるうちは、まだまだ健康なんだといえるのかもしれません。そんなわけで、全部食べ終わったら、器とコップをカウンターの上に置いて、速やかに退店しましょう。

たまたま京都に住んでます。- ラーメン二郎・外観
 ここのラーメンは、量は多過ぎるし、そもそも店内がやたら不衛生なので、正直、女性にはオススメできません。今でこそ、超有名店なので女性客も結構いますが、本来は、体育会系の学生が体力にモノを言わせて食べきるラーメンなのです。そして、好き嫌いははっきり分かれます。感想は「好き」か「嫌い」かになると思います。自分が一番信じられないのは、このラーメンを食べて「まあ、普通かな!」と言う人です。

 「二郎はラーメンではなく、二郎という食べ物である」とは、このお店のラーメンを表現するのによく使われるフレーズです。まあ、言っている意味はよく分かります。麺を見ても、スープを見ても、具を見ても、明らかに内容はラーメンなんですが、合わさると「二郎」という別なものになっているんですよね。もはや、「二郎」という文化になっていると言っても過言ではないでしょう。全てが過剰・・・そんなジャンクフードの頂点に位置する「ラーメン二郎」ですが、どうしても自分はたまに食べたくなります。やはり、学生の頃、自分が一番食べたラーメンだからでしょうか。ということで、今日もご馳走様でした!


◆店名
ラーメン二郎・三田本店

◆場所
東京都港区三田2-16-4
地図

◆アクセス
都営三田線三田駅・JR田町駅から徒歩

◆TEL
非公開

◆営業時間
10:00~16:00
〔定休日〕 日・祝

◆ホームページ
なし

◆店内
〔カウンター席〕 13席

◆駐車場
なし

◆予算
600円~850円

※上記の情報は2009年6月13日現在のものです。


ラーメン二郎 三田本店 (ラーメン / 三田、田町、白金高輪)
★★★★★
5.0