中華そば 高安 〔京都/一乗寺・ラーメン〕

　自転車に乗って鴨川を北上。今日は良い天気だったので、釣りをしている人がいたり、読書をしている人がいたり、楽器の練習をしている人がいたり、ジョギングをしている人がいたり。みんなそれぞれ楽しそうです。京都のこういう雰囲気は好きです。


　今日の目的地は一乗寺。さすがに自転車でここまで来るのはちょっと疲れました。基本的に川上に向かうのは登りですからねえ。京阪電車と叡山電車で来れば良かったかな・・・と思っちゃいました。でも、たまには運動しなきゃいけませんし、これくらいはした方が良いのかな。

　一乗寺というと宮本武蔵と吉岡一門の果し合いが行われた場所としても有名ですが、今では京都のラーメン激戦区になっています。単なる住宅地なんですけど、なぜか「天天有」「高安」「鶴はし」「小昼」といった実力のあるラーメン屋さんが、数メートル単位で店を構えてしのぎを削っています。最近でも、「ラーメン荘 夢を語れ」や「ラーメン軍団」と行ったお店ができ、ラーメンの話題に事欠きません。ちょっとはなれて白川通りまで出れば「天下一品」の総本店や「あかつき」、「東龍」といった有名店もあったり。まさにここは京都のラーメンテーマパーク。ラーメン好きにとってはディズニーランド並みに楽しい場所なのです！！というのは、さすがに言い過ぎですかね・・・。


　さて、今日はそんな中でも「高安」というお店にやってきました。3年ほど前にリニューアルしたんですが、その後、自分は行ってなかったんですよねえ。


　店内に入ると、あまりのリニューアルぶりにびっくり！「高安」って、こんなお店でしたっけ・・・。老舗店だった「高安」が無駄に近代化しています！店員さんもなぜかヘッドセットをしているし・・・。これはもう22世紀のラーメン屋さん（？）ですよ。そんなわけで、ラーメン屋さんとしてはちょっとした違和感があるんですが、お店はめちゃくちゃ清潔ですし、店員さんの対応は素晴らしく、別に文句はないです。むしろ、良い！そんなこともあってか、他のラーメン屋さんよりも女性客が多い気がしました。


　ラーメンも相変わらずのおいしさでした！これは「チャーシューメン」ですが、チャーシューがいっぱいで麺が見えません・・・！やっぱりこういうのを見るとテンションが高まりますよねえ！


　鶏と豚骨を丸一日煮込むというスープは、白濁色をしています。まるで豚骨ラーメンのような色ですねえ。でも、それほどこってりしているわけではなく、甘みがあってまろやかな感じです。これは、うまい！！


　チャーシューは薄切りの柔らかいお肉です。チャーシューメンにする価値がありますねえ。


　麺の太さはちょっと細めのストレート。うーん、固めにすれば良かったかな。というか撮影なんかしなきゃ良いんでしょうけどね。


　ラーメンには、この「にらごま」を入れることもできます。


　そうするとスープの味が変わって、二度おいしいんです！でも、個人的にはそのままのスープでおいしいので、別に入れなくても良いかなあ。って、それは前から分かっているんですが、あるとついつい入れてしまうんですよね。


　こちらはメニュー表です。ふむふむ、「からあげ」か～。「からあげ」3コなら、ラーメンのお供に手軽に食べることができそう！


　と思ったらこれが出てきます！こ、これのどこが3コですか・・・！


　えー、単純に1コがでかいんですね。確かに3コでしたよ。でも、この「からあげ」、ちょっとだけカレー味がして、とってもおいしいんですよ。今日もほとんどのお客さんが「からあげ」を一緒に食べていました。それくらい名物なんですね。隣の人なんか、ラーメンは食べずに、これとご飯だけ食べてました・・・。からあげ屋さんかよ・・・！ちなみに、食べきれなかった人対策に、残ってしまった「からあげ」は、紙に入れてお持ち帰りすることも可能です。


　ということで、「中華そば 高安」。やはり、激戦区で人気を保っているだけのことはあります。リニューアルした店内には驚きましたが、味は間違いないですね！ということで、今日もご馳走様でした！


◆店名
中華そば 高安

◆場所
京都市左京区一乗寺高槻町10
地図

◆アクセス
叡山電鉄一乗寺駅から徒歩

◆TEL
075-721-4878

◆営業時間
〔昼〕 11:30～15:30
〔夜〕 18:00～24:00
〔定休日〕 月、毎月28日

◆ホームページ
なし

◆店内
〔カウンター席〕 17席
〔テーブル席〕 7席

◆駐車場
あり

◆予算
600円～1,500円

※上記の情報は2009年6月6日現在のものです。

中華そば 高安 （ラーメン / 一乗寺、修学院、茶山）
★★★★★
5.0