テンポ・訂正 | バンダ家のブログ

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特に男子バレーを中心に書いていこうと思います。

 この前書いたテンポに関する訂正です(^_^.)




3rdテンポは前回書いた通りですが、2ndテンポ・1stテンポは少し違ったみたいです。




☆1stテンポ(広義)

 アタッカーが主導権を持っている(1st)。アタッカーが先に助走に踏み切り、その助走に合わせてセッターがトスを合わせるテンポ。トスの速さでテンポを区切るということでははないということに注意です。なのでレフトへのトスも先にアタッカーが助走していれば1stテンポになります。




1stテンポの利点として早いトスでもアタッカーはしっかり助走しているので高い打点で打てるということ。


☆2ndテンポ

 セッターが主導権を持っている。アタッカーは脇役(2nd)。セッターのトスに合わせてアタッカーが助走し、アタックを打つ。なのでどんなに速いトスでもアタッカーがセッターのトスに合わせて入っているのであればそれは2ndテンポになります。


そしてもうひとつ理解してほしいのは狭義における1stテンポです。

先ほどの1stテンポは広義での1stテンポであり、今から説明するのは狭義における1stテンポです。なんかややこしいですが…(^_^.)

☆1stテンポ(狭義)

 狭義における1stテンポは2つ存在します。それはセッターがセットアップする瞬間の話です。

Ⅰセッターがセットアップする瞬間と同時に踏み切るアタックを狭義における1stテンポ
Ⅱセッターがセットアップする瞬間にはアタッカーが踏み切りを終えている攻撃をマイナステンポ





現在ではこのようにテンポを分けているようです。
ではなぜこのようにテンポが注目されるようになったのか。



それはリードブロックが世界に普及するようになって2ndテンポが通用しなくなったためです。


2ndテンポはアタッカーがセッターのトスに合わせて助走するので、助走や踏み切りに意識を集中することができず、速いトスであってもバックスイングや助走が中途半端になり高い打点から打つことができません。リードブロックでブロックの完成が遅れても、アタッカーの打点が低いのでかかってしまいました。

そのためリードブロックに対応するため1stテンポがでてきました。
1stテンポはアタッカーが先に助走し、そのアタッカーにセッターが合わせるテンポなので、アタッカーは速いトスであってもしっかり助走をとることができ高い打点からトスを打つことができます。なのでリードブロックであればブロックが飛んでも、飛び際になるので上から打つことができます。



日本では速い攻撃をしようとセンターの助走を省くようになりました。しかしそれでは打点が低いのでリードブロックにやられる。


ならアタッカーがしっかり助走をとって高い打点から攻撃しようと最近迫田がやっている『スコーピオン』が出てくるようになったと思います。


もしかしたら今後センターは【スコーピオン】だらけになるかもしれませんね。笑
                         

※ここまではバレーペディアを参照しました。すごく面白いので購入しようかと思っています。

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