先日、i-smartの宿泊体験に行ってきました。
ただ、このお宅はすでに買い手が決まっているとの事ですので、間取りの公開は控えたいと思います。悪しからず。
そして、なぜかこの日に限って私は39℃近い熱がありました。
前日に風邪を引いたようで、この日は朝からなんかだるいな~、という倦怠感と、服が肌に擦れるだけで少し痛いという、高熱発症の前兆があり、会社へ行っても結構しんどくて昼飯を殆ど残すというくらいでした。
全く、何をやっているのでしょうか
おかげで、十分な検証ができず、宿泊体験等でしばらく動けない時間がありました。。
で、気になる検証結果は??
1.防音性
嫁にリビングで歌ってもらいました。
実は嫁、声楽を専攻しており、仕事で歌を歌っております。なので、発声練習をしてもらいました。
結果は・・・。意外と聞こえた。敷地の外で聞いておりましたが、高音は窓を通して聞こえてしまうのでしょうか?窓越しに聞こえました。
ただ、夜だからというのもあるかと思います。今思うと、道の向かいの家の敷地ギリギリから聞いてもよかったと思います。もしかしたら聞こえないかも・・・。
なんとも、中途半端な結果ですね。実験失敗です。
もし、「我が家は音漏れに関しては○○だよー」という情報があれば、ください。
ちなみに、2歳の娘のギャン泣きの声はよーーーく聞こえていました。
うーむ、こんなはずでは。。。
2.さらぽかってどうなん?
さて、我が家のオプションの中でも高額なさらぽかですが、その実力や如何に!
一言で言うと、とても感動しました。
そして、一条工務店という企業が恐ろしくもなりました。
こんな快適な空間を作ることができるのか!と。そして、日本に一条工務店があってよかった、さらぽかを発明してくれてありがとう!という感謝の気持ちでいっぱいです。
まず、床がひんやりしていて、とても気持ちが良いです。
妻と娘は、リビングで寝そべってその気持ちよさを全身で味わっていました。
猫がいたらきっと、ずーーーーっと床で寝そべっていると思います。(猫好きの人はわかりますよね?)
そして、さらっとした適度に乾いた空気が作られています。
つまり、肌にべたつく感じが全くないのです。
名古屋在住の方はわかると思いますが、真夏日のあのむわーっとした空気、べたつく空気の不快感と言ったらないですよね?でも、玄関1歩踏み込むと別世界なんです。
まるで、どこかの高原に来た様な感じがします。
学生時代、オーケストラの夏合宿は志賀高原に行っていましたが、そこを思い出させるかの様な快適な温度・湿度でした。
天井にはサーキュレーターがあり、送風ON/OFF、風量調整ができ、寒ければOFF、暑ければONできます。
放射温度計があったので、床温度を見てみました。
1階は24.3℃。2階は26℃で、約2℃の差がありましが、これは調整した結果なのかは設定がわからなかったため判断ができません。が、この2℃の差の有意差を体か感じたかというと、「1階よりちょっと温度高いかな?でも暑くないし、快適」という感じです。
オプションはモニター価格でも52万円程度します。ですが、各部屋へエアコンを設置すると、仮に1部屋6帖用の物で安くても6万円程度です。これが我が家のリビング、水回り以外に設けようとすると、4部屋、つまり約24万円の投資です。28万円安く済みます。
じゃあさらぽかよりエアコンの方がいいじゃん!
これに関しては、個々人の嗜好なので何が正しいというわけではありません。
冷房って、温度と湿度をベストな値に調節するのって結構難しいです。今の賃貸でも実感しますが、14帖のリビングで26℃設定しても、中々湿度60%を切らない事もあります。除湿機能だと、温度的に物足りない気がします。冷やし過ぎると私は足が痛くなります。
全館冷房の先駆者?のフエッピーさんに様に工夫されている方は全館冷房ができるかもしれませんが、それでも間取りの関係で誰でも可能な技ではない気がします。
さらぽかはそれを補う事ができる技術です。つまり、誰でも簡単に適度な温度、適度な湿度の空気を作ることができます。
我々夫婦の感想としては、さらぽかは高いが、採用するに十分の性能を有しているオプションだという事です。採用!さらぽか万歳!
柄にもなく、語りまくりました。ただ、それだけ感動的な空気だったのです。
考え方次第ですが、これを52万円で導入できるのはお得かもしれません。
名古屋に住んで早31年で、毎年夏がいやだったのですが、来年からは家で過ごす夏が楽しみです。(外には出たくないな~)
3 奥行き1マスのバルコニーってどうなん?
確かに狭く感じました。
実際に立ってみた。
大体肩幅くらいに足を開いています。
何か物があると、スムーズに移動はできないでしょう。が、手すりに布団を干すくらいはできるので、まあこれでいっか。
4 シャワーの水圧
結論から言うと、何も問題ない、と感じました。
確かに、今の賃貸よりは水圧は低いと感じます。ただ、それが頭や体を洗うのに支障があるかと言われると、そんな事はありませんでした。
シャワーの流量を変えるノブもついており、流量小=放水範囲狭=水圧高、流量大=放水範囲広=水圧低(相対的に)なので、気になったら流量小さくしたらいっか、という感じ。
妻もそんなに気にならなかった様です。
これも、個々人の嗜好によりますね。
5 ハニカムシェードの陰影
なんか忘れてると思ったら、これだ。冒頭に書いた通り、ダウンしてたので、結局わからず。
ただ、我が家は隣家に近いので1階リビングはほぼカスミガラス+遮熱ハニカムにしたので、
きっと見えないでしょう。これは実際入居したらレポートしますね。
6 コンセントの位置
コンセントの位置は失敗が多いというのをよく見ますので、全コンセントの写真を撮ってきました。
全部載せはあまり意味がないので、私がおお!と思ったのを1つだけ。
写真はリビングダイニング入ってすぐからダイニングを撮ったものですが、リモコンニッチの下にコンセントが2つ。青は通常のコンセント、赤は太陽光パネルからの通電が可能なコンセントです。
タブレット、スマホなどをニッチに置くよていなので、この近傍にあるのは正解でしょう。また、太陽光からの通電が可能なのは、停電時などに重要ですので、どこにあるのかがすぐにわかるよう、ニッチの近くに置くのも賢いなと思いました。
しかも、ダイニングテーブルの近くであれば、1口用のIHカセットコンロも使いやすいと思います。
7 照明
一条オリジナル照明ですが、主にダウンライトを見てました。
我が家はすでにシーリングライトを持ち込む予定ですので、キッチン、リビング、ダイニングにどんな照明を使っているのか?が大きな興味でした。
これはキッチンの照明ですが、ふかした天井にカップボード側3つ、リビング側に2つのダウンライトが、それぞれ電球色、昼白色でついていました。
中々良い組み合わせです。
暗くも感じず、作業性に支障が出るとは思えませんでした。個人的にこの組み合わせはとても気にいってます。
8 ハニカムシェードはどれくらい重いのか?
一条ブログを見ていると、ハニカムシェードが思いと感じる方が見えました。
これも感覚ですので人によるところですが、我々はむしろ軽いと感じました。
2階寝室のベッドでくたばっている病人が、寝ながらの姿勢でも軽く上げ下げできたくらいです。
妻もなんの文句もなく昇降できたので、すべてを電動にする事はなさそうです。
番外編
食洗器の性能は?
すでに買い手がついている建物で、本格的な調理は禁止だったので、汚しまくった皿で検証、という訳にはいきませんでした。ただ、基本である食洗器に突っ込む前に軽く汚れを落とす必要はあるので、これは市販のものと遜色ないだろう、という腹づもりでいます。
いかがでしょうか?
大半がさらぽかの絶賛記事になりましたが、建てる前に気になったことが検証でき、宿泊体験してよかったです。
モデルルームでの演奏実験は、次回の記事で書きたいと思います。
これはちょっと予想外でした