初心者稽古を終えて初めての稽古。
見学した自分からすると今の自分の技量で本稽古に出るのは心許ない。。

うまくできなかったらどうしよう、という自分が顔を出すので、
失敗しても大丈夫だよ、と言い聞かせるけど、
そう考えたら失敗するんじゃない、とまた違う自分が言い出して

ちょっとめんどくさいことになってました(笑)

自然界×人間の動き



"自然界の中では

相手が したいようにさせること
相手がしたいことを加速させること

は想定されていない。

自然の中では外界のものは99.9%自分を阻むものでしかない。"



内田樹先生はこんな話をしながら、
技について説明されていた。

合気道はそういう生物学的な本質を利用しながら、
相手の力を自分の力に取り入れて、結果的に相手を制する武道のようだ。


「これ、サッカーに利用できないかな~」なんて思ったけど、
まだまだ技を体得していないので想像できない。
まずは合気道の中で体で表現できたときにサッカーにうまく応用したい。


あとは、

"引っ張るは自分本位
伸ばすは相手本位"


というお話しもあった。

これも相手のしたいことを加速させるという発想からくるもの。


相手を

こっちに行きたいんだね~
こっちに行こうね~


と持っていくイメージ。


生物学的な観点と人間の動きの本質的な要点を捉えながら、
やんわりとした言葉で説明する内田先生に舌を巻きました。

この人はほんとにすごいっっっ。。


自意識な過剰な僕とちゃんと記憶してる僕

当の僕は

できなかったらみんなに迷惑をかける

というお得意の勝手に自意識過剰モードが発動してしまい
正しく動こうとして、うまくいかない始末。

上級者の方々がみんな本当に優しくて、泣けました(笑)

夜勤のバイトもそうやけど、今は教わる時期なんやなぁとつくづく感じてます。


それと内田先生の稽古ではメモを取りたいシーンがあるけれど、
稽古中はメモとペンを片手になんてできないのでどうしようかと思ってました。

でも、自分がとどめておきたい記憶は必ず残っていて、
終わった後に必要なものが自然に引き出される感覚を味わったので、
今、目の前のことに集中するようにしています。

結局、この文章を書いているのも1週間経ってからなんで(汗)


最後に



自分に焦点を当てたくなるのは自分への信頼が足りないから。

ミスしてもいいし、失敗してもいいし、迷惑かけてもいいし、怒られてもいいし、忘れててもいいし、大丈夫。

そういう自分への絶対的な信頼が足りないんだと思う。

とりあえず、まぁ、どんどん自分のダメなところもさらけ出そう~!
ってくらいのノリで稽古に臨もうと思います。

ほんとね、人生は学ぶことばっかりやね。

つっつん