今日から6月。

庭では芍薬が花盛りです。





「立てば芍薬、座れば牡丹。歩く姿は百合の花」

実はこのことばを知るまでは、

芍薬はあまり興味のない花でした。

牡丹の仲間ではあるのに

華やかな牡丹や百合のような

はっきりした魅力を感じられなかったからかもしれません。




でも最近は違う見方ができるようになりました。

よ~く観察してみると、

すっとした茎から葉が出て花の咲いている姿が、

まるで人のように見えてくるんですね。



立てば芍薬。。。って、

他の花の美しさを引き合いに、

この芍薬の美しさを表すための言葉じゃないかと思えてきました。

だからといって他の花も負けてはいません。

どなたが作ったかわかりませんが、さすがです!!




それぞれ好みはあるけれど、

花が咲いている姿というものは美しいですね。




自分のよさというものは自分自身では意外とわからないもの。

あまりにも当たり前にできることが実は特技だったり、

嫌いな低い鼻がチャームポイントだったり。

自分以外の人の方がずっと、

あなたの魅力を知っているかもしれません。



時々人という鏡に映して、

「らしさ」を見失わないように、

自分を磨いていきたいものです。