先日、NHKのクローズアップ現代という番組で、ドナルド・キーンさんのインタビューを放送していました。


キーンさんがコロンビア大学を退官後の余生を、日本で過ごすことを決めたことは、震災後の私たちへの大きな励みとなったと思いますニコニコ


果てしなく美しい日本 (講談社学術文庫)/ドナルド・キーン
¥1,155
Amazon.co.jp



ドナルド・キーン自伝 (中公文庫)/ドナルド キーン
¥800
Amazon.co.jp


日本人の戦争―作家の日記を読む/ドナルド キーン
¥1,800
Amazon.co.jp


源氏物語に感銘を受けて以来、日本に心酔していったキーンさんですが、

日本人にもっとも心惹かれるものは「ありふれたこと」とおっしゃっていたのが印象的でした。


一年の三分の二以上を日本に滞在していたキーンさんがアメリカで買い物をしたときに、店員さんに「ありがとうございました」と言われなかったのをさびしく思ったとか。


また日本で道を聞かれて、「はじめて人間になれた気がした」と。


89歳の今なお、ただひたすらに日本のこころに寄り添おうとし、死に場所を日本に決めているキーンさんの心は、日本人以上に日本人なのかもしれませんね。


日本に暮らす日本人の私達。

国籍は確かに日本人ですがその実は。。。。

今、取り戻さなければならないものとは何でしょうか。



その答えはこちらの講演で→「日本人として生き、日本人として死ぬ」

☆7月8日(金)午後6時30分~中野サンプラザ8F研修室にて