すごく間があいてしまいましたが・・・
早いもので、手術から1ヶ月が経ちましたビックリマーク

あっという間だった気もするけれど、長かった気もします。
仕事に復帰してから2週間経つし、
以前とほとんど変わらない生活を送れています。
ありがたいことです。


さて、今更ですが、ちょっと振り返ってみます。


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手術は予定通り、6月5日に行われました。
「部分切除(=温存)+センチネルリンパ節生検」です。

センチネルの術中診断で、転移が見られなかったため、
リンパ節は2つの摘出ですみました。
また、ガン近くの皮膚は切除せず、残してもらえました。

ただし、病理結果で皮膚に取り残しがあることがわかれば
再手術となり、残しておいた皮膚は切除されるそうです。
そのため、ガンがあった位置がわからなくならないように
目印となる黒い糸が縫い残されています。

あと、私は粘液がんなので、針生検の跡も切除しました。


メスの跡は、

 1.乳輪のほぼ半周
 2.脇の下
 3.針生検の跡

の3箇所に残りました。


温存手術だったので、体への負担は少ない方だと思いますが
手術当日と翌日は、絶え間ない痛みがあり、
痛み止めも効かず、熱が出たり、少しぐったりしました。

でも、2日後には割と楽になって、手術4日後の6月10日に
無事退院することができました。


入院生活はとっても快適で、退院の話をされた時は、
本当に、「まだ帰りたくない!」と思ってしまったほどですあせる
そうそう、海側の部屋がいい、というわがままを聞いてもらえて
手術の翌日に部屋を変えてもらえました!
ますます快適な入院生活を送れました船


退院の翌週の6月16日に、鴨川の病院まで外来に行き、
執刀医の先生に抜糸をしてもらいました。
乳輪と、脇の下と、針生検の跡の3箇所で、
ガンの目印の糸はわざと残してあります。

摘出した2つのリンパ節と、針生検の跡の皮膚は、
もう病理結果が出ていて、2箇所とも、「転移なし」とのことで、
ホッとしました。

残す病理結果は、ガンの本体の部分ですが、
そちらは7月14日に、また鴨川の外来で、ということになりました。
それまでは、何の治療もしなくてよく、
手術前に飲んでいたノルバデックスも、病理結果が出た後に
再開すればよいとのことでした。


あとは、病理の結果、再手術を行わないことになれば
放射線治療へと進みます。
私は毎日鴨川まで通うことはできないので、
「紹介状を書くので、どこでも構わないので、病院を探して下さい」
と言われました。
自宅近くだと、通勤経路的に適当なところが見つからなかったので、
都心の、職場と同じ沿線にある、乳がん患者数が多い病院に
お願いすることにしました。
そちらの病院には、病理結果の翌日、7月15日に初診に伺う予定です。

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そんなこんなで、今日までやってきました。
少し疲れやすいし、腕は上がらないし、時々痛みも走りますが、
断続的な痛みはなくなったし、風邪も引かないし、食欲もあるし、
体の調子はとてもよく、毎日元気に過ごせています。


ただ、やっぱり、温存した胸の形が・・・
覚悟はしていたつもりだったけれど、実物を見ると、
とてもつらくて悲しい気持ちになります。

乳がんだとわかった時、
全摘した方がいいと言われた時、
夜寝る前、布団の中で泣いてしまう日が続きました。
でも、手術が決まってからは気持ちが落ち着いて、
もう泣くこともなくなくなりました。

なのに、残された胸を見てからは、また涙の出る日が
戻ってきてしまいました。

ですが、前とは違って、毎日メソメソしているわけではないです。
放射線をかけてしまったら、再建は難しくなるらしいけれど、
今後新たな方法が生まれてくるかもしれませんしね。
「しばらくはこの胸で我慢!」と思って、
治療のことを第一に考えようと思います。


※でも、残った胸の形については、次回書こうと思います。