僕が釣りをする時に注意していることを書きます。
ある営業さんの友達が言っていた「モノを売るコツ」の話がそのまま適用できるので端的に書くと、それがタイトルでもある「NO消し」の作業です。NO消しって何かって話ですけど、釣れないだろう原因を消し込む作業です。
ニジマス釣りの「釣り方」の記事を書いた時に、私がまず考えたことがこれ。
「釣れない理由を全部列挙する」ことでした。
簡単に言うと、釣れない理由が全部解っていれば、その理由を全部消し込めば「釣れる」と言う結果しか残りません。まあ、某探偵風に言うと「真実はいつもひとつ!」です。
良く釣れる上手い人と言うのは、おそらくこの引き出しの数が物凄く抱負で、素人が考え付かないような理由まで考えを巡らせている人の事だと僕は思います。そういう人は無意識的に、引き出しの整理をしながら細かい調節をしているんだろうなーと。
で、初心者になるほどこの引き出しが少ない訳で、これは経験で補うしかありません。
でも、経験じゃなくても「知識だけで補える」NO消しだってあります。
たとえば、船釣りの場合、仕掛けは他人に教われば良い。
ジャークは釣れる人のを横目で見ながらでも真似すれば良い。
ただ、その結果「感覚に頼っているもの」は不安要素として残ります。
ルアーフィッシングで初心者が惑い、文章ですごく伝えにくい部分は
仕掛けでも結びでもなく、私は「ドラグ調整」だと思います。
どんなにアドバイスを求めても、ここだけはある種肌感覚になっちゃうんですよね。
それに1人釣行だと調整も難しいんですよ。
でも、事前に購入したジギングの冊子を読んでいて、
こういうアイテムがあると知ったので今回は買いました。
▼ドラグチェッカー
実は昔私はトラウトルアーで感覚に任せてドラグ調整をして、大物にラインブレイクを食らったことがあります。これが本当に悔しかった。それ以降、ドラグ調整がすごく不安で、どんなに結びをキチンとしても、ドラグ調整が悪いとブレイクするのを知っていたのでそこだけがいつも不安でした。
ただ、今回はこれを購入して手元で2.5kgで調整したので、この部分を不安を消し込めました。
釣りは「不安要素」が一つでも残っていると、どうしても全力が出せなくなります。
それを運のせいにすることは簡単です。
でも僕はそうは思わないようにしています(まあ、運が悪い時も確かにありますけどね)。
たぶん、釣れない理由を作っちゃうことで、集中力が切れてしまうのだと思います。
個人的には使用感に満足です(かなり甘い調整だったと痛感できました)。
1人釣行をする人は特にお勧めなので、ぜひ試してみてください。
▼我が家のドラグチェッカー