高村透著
『おきつねさまのティータイム』・ メディアワークス文庫
(KADOKAWA・2015/10/24 初版)
2015/11/04 読了
評価 10/10
「 心休まる洒落た雰囲気の紅茶専門店マチノワでは、女の姿に化けた狐が紅茶を出してくれるという―――。
実は彼女、紅茶を淹れるのが苦手。客に紅茶をつくるのは、もっぱら尼子拓巳という青年の役割だった。
そんな店を訪れるのは、悩みやトラブルを抱えた客ばかり。お節介焼きの狐と、そんな彼女に呆れつつもフォローするなのだが・・・・・・。
これは、人を騙すことがきわめて下手な狐と、人を騙して生きてきた詐欺師との、嘘と紅茶にまつわる物語である。」(裏カバーより)
一筋縄ではいかないようなストーリー展開です。タイトルからほんわか系だと思って手に取ると裏切られます。最後、物語がバサッと切れている感があるので、続編が出るかも。
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