生ごみ資源化アドバイザー育成講座2 | それいけ ツナガー!!

生ごみ資源化アドバイザー育成講座2

昨日お届けした千葉市委託・NPO 環境ネットによる
生ごみ資源化アドバイザー育成講座
今日は受講の2日目の実習編の前編をお届けします。

2日目は家庭でできる生ごみの減量・資源化を
密閉容器(EM処理)やダンボール処理など
実際に実物に触れての講習です。

まずどの生ごみ処理にも共通して言えるのが
◯微生物の活動(発酵)により生ごみを減量・減容する(乾燥処理型以外)
◯生ごみは出来る限り小さくきざむ
○不純物(ゴム・ビニール類等)を必ず分別する
◯水分は出来るだけきる(乾燥させる)

※各市町村において補助制度があり処理機を購入するにあたって補助金が得られます。
   必ず購入前に各市町村に連絡してからご購入ください。


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では、各ゴミ処理方法をお知らせします。

◯電動生ごみ処理機(生物処理法・バイオ方式)
約1/10の量まで減容が可能です。
微生物の入った基材・床材を使う。
保温や攪拌(かくはん)し微生物の活動を促す。
電気代がかかる。

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◯電動生ごみ処理機(乾燥処理型)
加熱や攪拌(かくはん)し乾燥させ減量する。
生ごみの臭いや虫の発生がない。
電気代がかかる。
約10時間で1/4まで減量します。

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◯密閉容器(EM処理)〈嫌気〉
EMぼかしと生ごみを混ぜヌカ床と同じように嫌気性発酵(微生物)を行なう。
密閉式のため虫の発生がない。
堆肥として使えるが、ごみの量はさほど減らない。
容器一杯なったら約1~2週間で1次発酵終了。
夏場に失敗するケースが多い(生ごみも新鮮でなければいけない)

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---EMぼかし作り---------------------------------------------------------------------
生徒全員でEMぼかしを作りました。
各生徒2袋お土産に持ち帰りました。
約2ヶ月空気に触れなように保管し、
ヌカのような香ばしい臭いがすればぼかし成功ということです。

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EMに糖蜜などを入れたものを籾殻とブレンド

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それを米ぬかに入れひたすら混ぜます。
それを密閉できるビニール袋に入れ約1ヶ月~2ヶ月寝かせます。



◯コンポスト容器〈好気〉
土や腐葉土を生ごみとサンドイッチ状態で重ねることにより堆肥にしていきます。
なのでマンション等では設置はできません。
堆肥になるまで3~6ヶ月かかる。
水はけが悪い場所では不向き。

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◯BH-5方式〈好気〉
発泡ポリプロピレン容器に腐葉土や籾殻などを生ごみに混ぜ
好気処理しを約1/10の量まで減量します。
ベランダなど狭いスペース向き。
堆肥化(1次発酵)まで約1ヶ月。
1日1回は切り返し(空気に送り込むように混ぜる)が必要。

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さて生ごみ資源化アドバイザー育成講座
2日目の実習編の前編はここまでです。
次回後編はもっと身近なダンボールなどを使った
生ごみ処理方法をお知らせします。
どうぞをお楽しみにください。
(本日午後アップ予定です!)