今年の後半は低コストのインデックスファンドが続々登場した一年でした
今年ももうあと1週間となりました。
今年の投資環境を振り返ってみると、低コストのインデックスファンドが続々と登場し投資環境がものすごく充実した一年だったと思います。
昨年後半から今年にかけて登場した低コストのインデックスファンドを上げてみると、
・ニッセイの <購入・換金手数料なし>インデックスファンド シリーズ
・三井住友の DCインデックスファンド シリーズ
・DIAMの たわらノーロードインデックスファンド シリーズ
このあたりが新しく登場しました。
この三社は、インデックスファンドのコストで競争を続けており一気にコストが低くなった一年でした。
また、これらのインデックスファンドシリーズに加えて、三井住友のインデックスeシリーズにも新しく、
・日経225インデックスe
を来年早々リリースすることになっています。このインデックスファンドは日経225に連動するインデックスファンドの中では最安になります。
インデックスファンドの低コスト化で一気に投資環境が充実
これらの低コストのインデックスファンドがリリースされた(される)ので、個人投資家の投資環境としては一気に充実した一年になりました。
私は、日本株式、先進国株式、新興国株式に対して投資を行っていますが、それぞれインデックスファンドとETFを併用して投資を行っています。
ETFには自動で積み立てできない面倒な部分もありますが、信託報酬がインデックスファンドと比べても安い特徴があったので好んで利用していました。
しかし、今回の新しいインデックスファンドシリーズが登場したことでETFの優位性が薄れてきました。
特に先進国株式にいたっては、ETFよりもインデックスファンドの方が信託報酬が安いという逆転現象が起こってしまいました。
※金融商品の仕組みとしてはETFの方が信託報酬が安くなるはず
こうなると、わざわざETFを利用するメリットが無くなるため、私もこれから積立を行う商品に関しては新しいインデックスファンドシリーズのどれかを積み立てていく予定です。
ですが、日本株式と新興国株式に関しては引き続きETFの方が信託報酬が安いのでETFとインデックスファンドを併用して積立を行っていく予定です。
これからのインデックスファンドには、TOPIXと新興国株式の低コストインデックスファンドが登場すれば良いなと思っています。
そうすれば、完全に積立を自動化して、らくちんな積立投資環境を完成させることが出来ますね。