世界名作劇場『レ・ミゼラブル 少女コゼット』 | 弱点は武器になる~自分リスタートメソッド~

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といったことを発信していきます。

どうもこんにちは!



月也です。









今日は、以前僕が見て

感銘を受けた作品について語ってみたいと思います(笑)







世界名作劇場『レ・ミゼラブル 少女コゼット』



という作品。







「世界名作劇場」の冠の通り、アニメですね。



そして、『ノートルダムの鐘』などを書いた、「ヴィクトル・ユーゴー」の

『レ・ミゼラブル』を基にした作品です。



名作として名高いですよね。





最近『レ・ミゼラブル』は映画化されてましたけど、

こちらはミュージカルではなくて、

原作に準拠したものになってます。















それでどういう作品かというと、



人は必ず変わることが出来る



そして、



因果応報



をテーマにしたアニメです。





知っている方も多いとは思いますが、

少しあらすじを書きますね。









舞台は1800年代のフランスで、



主人公の「ジャン・バルジャン」は、

元々刑務所に入れられていた悪党なんですね。



といってもパンを一つ盗んだだけなんですが。

(舞台当時のフランスではそれが重罪だったらしいです)





それである時、ジャン・バルジャンは脱獄します。



そして、逃亡中も小さい罪を積み重ねながら(それは結局誤解でしたが)、

ある教会に流れ着くんですね。



その時にはジャンはかなり疲弊していて、

ぶっ倒れる寸前だった。





しかし、そんなジャンを教会の神父さんが救ってくれるんですね。



パンや温かいスープをふるまってくれた。





ところがジャンは、

そんな親切にしてくれた神父さんの好意を踏みにじって、

教会の中にあった「銀の燭台」を盗み出して逃げていってしまうわけです。



教会を出たところで警察につかまって、

神父さんの前にジャンは突き出されてしまいました。



「こいつが、教会の銀の燭台を盗み出しました!」と。





しかし、神父さんはある言葉を投げかけるんですね。



「その燭台は、その方に差し上げた物です」



ジャンをかばってくれたんです。





食事をふるまって、

寝るところも用意してあげた人間に、

高価な銀の燭台を盗まれるという仕打ちを受けたのにですよ?



普通だったら、

「なんだこの無礼な輩は!ふざけんな!」

ですよね(笑)



ところが神父さんは違ったわけです。





その言葉に感銘を受けたジャンは、

今まで自分が犯してきた罪を必ず償う!

ということを決意するんですね。



「俺はもう罪は犯さない!

 神父さんのような無償で人を助けることが出来る人間になる!」と。





このエピソードは、「銀の燭台」として有名ですね。







そこからジャンは努力して

ある街の市長になるまでに上り詰めます。



その街では、本当に市民みんなから慕われるような

素晴らしい市長なんですよ。



工場を作って、雇用を拡大させたり。

親身になって住民の相談に乗ってあげたり。

ストリートチルドレンの子に職を与えてやったり。



昔は犯罪者だったのにですよ。



本気になったら人間どうとでもなるということですね。











そしてサブタイトルに「少女コゼット」ってあるように、

「コゼット」というキャラも登場するんですね。



そしてこのキャラも主人公の一人です。





そのコゼットはどういう生活をしているかというと、

事情があって、「テナルディエ」という一家の家に預けられてるんですね。



それでその「テナルディエ夫妻」が最悪なんですよ。



とにかく金に汚くて、金のためなら何でもする。

コゼットを召使いのように扱う。





コゼットはまだ3歳なんですよ!?

そして、ちゃんと母親から養育費もテナルディエは受け取っているわけです。



「シンデレラ」の冒頭みたいな感じですね。

服はボロボロだし、

雑用という雑用を押し付けられる。

とにかく胸糞悪いです。



このアニメは絵柄が可愛い感じなんでまだ耐えられましたけど、

これが劇画調とかだったら最悪でしたね(笑)







とまあそんな感じの日常を過ごしているわけです。

コゼットは。





そして、精神的にも、肉体的にも追い込まれた時に

「ジャン・ヴァルジャン」に救われるんですね。



そこから舞台がパリに移って、

さらに物語が動いていくんですが、

最終的にはまあハッピーエンドです(笑)







あらすじはとりあえずこのあたりで。



これ以上書くと相当長くなると思うので。

50話以上ありますからね(笑)

















冒頭でも書きましたが、

この物語は、



「人は必ず変わることが出来る」

「因果応報」



を主眼に置いて作られています。



あくまで僕が感じたことなんですが。







ジャンは始めは悪党だったわけですよ。

当時としては重罪を犯したので。



でも、銀の燭台のエピソードから「変わる」んですね。



見返りも何も求めず、

人を助けることが出来るような人間になった。



神父さんにしてもらったことに報いるために。





「奪う側」の人間が、

「奉仕する側」になれた。








例えば、

ヤンキー先生の「義家弘介」さんとかもそうですよね。



元々は暴力沙汰を起こすような不良だったわけじゃないですか。

それが高校の先生になり、

今では衆議院議員ですからね。





だから、どんなダメな人間であっても、

必ず本人次第で変わることが出来るんですよね。



この「ダメ」というのは、本人の思い込みでしかないんです。

本当にダメな人間なんていませんよ。



もしあなたがそう思っているんだとしたら、

それは完全な「思い違い」です。



今はダメだとしても、

努力次第でどうとでもなりますよ。

始めから優れている人なんていませんからね。











あと、作中に「ジャベール」という警部が登場するんですが、

個人的にこのキャラが一番好きです(笑)



もう、「自分の信念を貫いている!」

という感じがするので(笑)





ジャベールは、「人は変われる」ということを信じていないんですね。



両親が犯罪者で、

更生せずにそのまま死んでしまった、

という過去を持っているので。



犯罪者は犯罪者のままだ!

という信念みたいなものを持ってるんです。





だから、ジャンのことも追いかけまわすんですね。

「あいつは所詮犯罪者だ。善良になれるわけがない」と・・・。





ところが、物語の終盤でそのジャンに命を救われるんです。



それまでのジャンの善良な行いも相まって、

ついにその絶対的な信念が覆されるんですね。



「そうか。人は変わることが出来るのか・・・」

と涙を流しながら・・・。





ジャベールは犯罪者に対して、

トラウマ的なものを抱いていたんだと思うんですよ。



ところがその傷を、皮肉なことに恨みの対象であった

「犯罪者」に救われた・・・。



ある意味作中で一番変われたのは

ジャベールなのかもしれません。



ジャンは元から優しい心を持ちあわせていた人物だったので。

パンを盗んだのは、人を救うための行動だったんですね。



その話はちょっと長くなるので省くのですが(笑)

















そして、「因果応報」ですね。



作中では、まっとうな人物はまあ良い結末を迎えるわけですよ。





ジャンは最後は幸せな感じで終わるし、



コゼットも恋人と子供をもうけて、

幸せな人生を歩んでいくんですね。





コゼットの母親の「ファンティーヌ」というキャラクターは、

善良でありながら悲惨な目にあってしまいます。



でも、最愛の娘であるコゼットは、

最終的に幸せな人生を手に入れることが出来たわけなので、

ある意味で「幸せ」だったのかもしれません。









ところがですよ、

上の方で書いた「テナルディエ一家」は碌なことにならないんです。



旦那はどうしようもない犯罪者になり下がるし、

妻と二人の娘も悲惨な結末を迎える。



コレットに対しての仕打ちや、

その他もろもろの悪行を見せられた視聴者側としては、

「ざまあみろ(笑)」

みたいに思うわけですが。







悪行を働くと、

必ずどこかで誰かに恨まれるし、

その行いを誰かが見てるんですよね。



そういうのって絶対返ってきます。

不思議なものですけどね。





だから、陰口を叩いたりだとか、

人が不快に思うような事をしちゃやっぱりダメですよ。



当たり前なことなんですが(笑)







「情けは人の為ならず」で、

人に親切にできる人はやっぱり慕われるし、

恵まれた人生送れますよね。





その辺りの描写が良く描かれてて、

本当に良い作品だなって感じましたね。













と、まあ長々と書いてきましたが(笑)



レ・ミゼラブル 少女コゼット



本当に良い作品です。





絵柄がいわゆる「萌え系」なので、

「これはちょっと・・・」

と思われるかもしれませんが、

そこが逆に良いんです(笑)



物語自体が陰鬱とした描写が多いので、

ほのぼのとしたその絵に救われます(笑)







僕は『レ・ミゼラブル』の前知識を全くなしに見たので、

本当に物語に引き込まれました。



もう一気に見ちゃいましたね。

見終わった時はフラフラしてました(笑)



既に概要を知ってる方でも、

間違いなく楽しめると思います!

ところどころアレンジされてたりするので。



あるキャラクターの結末が変わったり、

役割が変わっていたり。



でもそれは「改良」だと僕は感じました。



原作のままだと、

現代の価値観から見ると違和感を覚えてしまう描写があるので。











世界名作劇場『レ・ミゼラブル 少女コゼット』



学びあり、

ハラハラ感あり、

凹み感あり、

ほっこり感ありと、

本当に素晴らしいアニメです!



52話あるのでちょっと長いんですが、

見る価値は十分ある作品なので、

ぜひ時間がある時に見てみてください!



必ずあなたの心に響くものがあるはずです!







それでは長々とお付き合いいただきありがとうございました!





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